こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。今頃ドイツに帰っているはずだったのですが、実はまだ日本にいます。というのも、乗る予定だったフライトが前日に突然キャンセルになり、3日遅れで帰ることになったのです。
さて、今回ご紹介するのは、トラベルライターである私の旅の必須アイテムとお役立ちアイテム。私は現在トラベルライターとして、ドイツを拠点にヨーロッパを中心に各国を旅しています。
大学生、会社員時代も含めれば、旅した国はおよそ40か国。これまでの旅行日数をすべて足せば通算1年ぐらいになるのではないかと思います。
そんな私が「これは持っていくぞ!」「これはあると便利!」というものをご紹介します。ただし、パスポート、お金など誰もが絶対に持っていくものは省きます。
30リットルのバックパック
現在の私の1回あたりの旅行期間として多いのが、1~2週間。私の場合、「そこまで行くんなら、あっちも行ってしまおう」みたいな欲が働くので、2週間を超えることもあります。しかし、基本的にスーツケースではなく、30リットルのバックパックを使います。なぜなら、それにより出費を抑えることができ、かつ機動的に動けるからです。
ヨーロッパ域内移動の場合、たいていLCC(格安航空会社)の移動になり、LCCは荷物を預けるのにもお金がかかります。でも、30リットルのバックパックであれば、たいていどの航空会社でも機内持ち込みが可能なサイズなので、荷物預けにお金を払う必要がありません。
また、荷物を預けることがなければロストバゲージ(預入れ荷物の紛失)のリスクがなく、到着時に空港で荷物が出てくるのを待つ必要もないというメリットがあります。
さらに、ヨーロッパの旧市街は石畳の道が多いうえ、ゲストハウスやホステルなど小規模な宿はエレベーターがないことも多いので、スーツケース(キャリーケース)はかえって不便な場面が多々あります。
私が現在愛用しているのが、コールマンの「アトラス30」。シンプルでごつくないデザインなのに、機能的なところが気に行っています。
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街歩き用のサブバッグ
荷物を詰めて持っていくのはバックパックですが、バックパックはあくまで移動用。私の場合、街なかを観光するときにバックパックでうろうろすることはありません。ではなにを使うかというと、ナイロンのサブバッグです。ナイロンを選ぶ理由は、バッグ自体を極力軽くしたいからです。
ナイロンなら濡れても、多少汚れても気にならないので、消耗が激しい旅行バッグ向きです。しかも、下手に良いバッグを持っていると犯罪のターゲットにされかねないので、高く見えない(実際安い)ナイロンバッグは旅行にぴったりですね。
私は、ベージュや黒など、ベーシックな色で、かつハンドバッグとしても、斜め掛けバッグとしても両方使えるタイプを愛用しています。荷物が重くなって普通に手で持つには辛くなってきたとき、斜め掛けできると便利だからです。
また、スリ対策として、必ずバッグの上部が閉まるもの、パスポートなど貴重品が入れられるファスナーのある内ポケットが付いたものを選びましょう。
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ノートパソコン
トラベルライターに必須なのはやはりノートパソコン。パソコンを持ち歩くと荷物が重くなってしまいますが、こればっかりは仕方ありません。
私の場合、一人で旅することが多いので、夜など必ず空き時間が出てきます。そんな合間を縫って、旅行サイトに寄稿する記事の下書きをしたり、ブログを更新したりしています。
ガイドブック
「ガイドブックに載っているありきたりの旅なんてつまらない」と、ガイドブック不要論を唱える人もいますが、私にとってガイドブックは欠かせない存在。
ガイドブックには訪れる場所の見どころや、その歴史的背景、小ネタ、アクセスなど、旅行者にとって重要な情報がギュっと詰まっています。営業時間や料金など、変わることが多い情報を除き、記載内容も正確なので、旅行記事執筆の参考資料として役立ちます。
また、ガイドブックがなければなかなかキャッチできない見どころやイベントの情報もあるので、「観光なんてせずに現地の人とふれあいたい!」など、独自の旅のスタイルを確立している人以外は、やはりガイドブックにお世話になるのがいいと思います。
海外旅行のときに私がいつもお世話になっているのが「地球の歩き方」シリーズ。個人旅行者のための、不動のバイブルですね。最近は電子版も増えてきて、海外にいながらにして電子版を購入し、タブレットで閲覧することができるので、とても助かっています。
ipad mini(タブレット)
私はドイツに移住するにあたって、それまで使っていたスマホを解約したので、スマホを持っていません。そのため、いつも頼りにしているのがipad miniです。
旅行にはパソコンも持っていきますが、パソコンは基本宿に置いておくので、街なかで活躍してくれるのはもっぱらipad mini。
レストランやカフェ、観光施設などのWi-fiを使って、メールやちょっとした調べものをしたり、電子版の「地球の歩き方」を閲覧したり・・・電子書籍が必要なけれはスマホで十分だとは思いますが、ガイドブックを見るなら絶対にタブレットがおすすめです。
ミラーレス一眼カメラ
トラベルライターにとって、写真を撮ることも仕事のうち。文章と写真を合わせて1本の記事として入稿するケースって、とっても多いんです。
以前はコンパクトデジカメを使っていましたが、トラベルライターになってミラーレス一眼を購入しました。画質を追求するなら本格的な一眼のほうがいいのはわかっていますが、小柄な私には重い一眼レフと他の持ち物を合わせて持ち歩くなんてとてもできません。
画質と携帯性を両立させるとなると、やはりミラーレスなんですね。現在使っているのが、ソニーの「α5100」。高画質なわりにコンパクトなミラーレスです。
トラベルライターでなくても、ちょっといいカメラを買うと写真を撮るのがとっても楽しくなります。特に一人旅なら好きなだけ写真に没頭できるので、一人旅をする機会が多い人、これから一人旅にチャレンジしようと思っている人は、ちょっといいカメラを買うことを検討してみてはいかがでしょう?
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ちなみに、最近Vemicoのアクションカメラも買い足しました。数千円というおもちゃのような値段ですが、広角なので広範囲の撮影が可能。複数人での自撮りもセルフィースティックなしでできちゃいます。
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kindle(電子書籍リーダー)
旅行中って、移動時間など空き時間が多いですよね。私はかなりの本好きなので、旅行中も暇があれば読書です。特に一人旅の場合、カフェなどで休憩するあいだも空き時間になるので、いつも本を持ち歩くようにすると時間を有効に使えます。(関連:「一人旅は究極のひとり時間!一人旅を楽しむ5つの秘訣」)
ipad(タブレット)でも読書は可能ですが、タブレットで読書をすると目が疲れてしまうので、本格的な読書にはkindleなどの電子書籍リーダーが欠かせません。Kindle Paperwhiteは紙の本に似た読書感で、目が疲れにくく秀逸です。
自分が訪れている場所を舞台にした旅行記などを読むと旅情が盛り上がるはず。
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ミニノート&ペン
トラベルライターになって持ち歩くようになったのがコレ。各スポットを訪れたときの印象や、食べたものの味、現地でキャッチしたガイドブックやパンフレットには載っていない情報などをその場で書き留めています。
メモする量は多くありませんし、荷物にしたくないので、小さなノートで十分。その場で書き留めておくと、後で記事を書くときに圧倒的にスムーズになります。トラベルライターでなくとも、旅行日記を付けている方や、ブログを書いている人にもおすすめです。
全世界対応プラグ
今どき、カメラやパソコン、スマホなどはユニバーサル電圧使用ですが、プラグの形は国によって違います。
全世界対応プラグがあれば、いちいち行き先に応じてプラグを揃える必要がありません。さらに、USBポート付きのタイプを選べば、カメラとスマホなど、1つのプラグで複数の電子機器を同時に充電できて便利です。
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ヘアドライヤー
日本であれば安宿でもたいていヘアドライヤーくらいは置いていますが、海外ではそうはいきません。
3つ星クラスのホテルでも、部屋にドライヤーがないという経験を何度もしています。そんなときは、フロントで頼めば貸してもらえる場合もありますが、そもそもドライヤーを置いていなかったり、出払っていて貸し出してもらえないこともあります。
ゲストハウスやホステルなどの安宿は、「宿にドライヤーがあったらラッキー」と思ったほうがいいレベル。だから私はいつも海外対応のコンパクトドライヤーを持って行っています。電圧を切り替えることにより、日本国内でも使えますよ。
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マイクロファイバータオル
ホテルに泊まる場合は不要ですが、ゲストハウスやホステルでは、タオルの貸し出しが有料の場合が多々あります。しかも結構高かったりするので、私はマイクロファイバーのフェイスタオルを持っていくようにしています。
マイクロファイバータオルは薄くて軽いのに吸湿性が高い優れもの。バスタオルではなく、フェイスタオルサイズなら荷物にもなりません。洗い替えも含めて、たいてい2枚ほど持って行きます。
耳栓&アイマスク
以前は個室にばかり泊まっていて、「ドミトリーなんてありえない!」と思っていたのですが、最近は旅行の頻度が多いため、一人旅のときはドミトリー(相部屋)に泊まることが少なくありません。ドミトリーに泊まると、同室の人が出す音や光で眠れないことがあるので、耳栓とアイマスクは必需品。
ドミトリー宿泊でなくても、隣室や外からの物音がうるさいこともあるので、音に敏感な人は耳栓を持っておくと安心です。また、長時間の移動で機内泊や車中泊になる場合は、アイマスクがあると快適度がアップします。
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おわりに
備えあれば憂いなし。ただし、私は30リットルのバックパックで旅をするだけあって、荷物を最小限に抑えるために中身を厳選しています。
持ち物次第で旅がもっと楽しく、快適になります。ぜひ、自分に合ったお役立ちアイテムを見つけてください。