こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。当時19歳のドイツ人ダーリンと思いがけず恋に落ちたら、今まで知らなかった新しい世界が見えてきました。
今日は、ダーリンと恋に落ちてわかった3つのことをお話したいと思います。
出会いはどこに転がっているかわからない
私たちが出会ったのは長野の善光寺近くのホステル。ダーリンは当時ワーキングホリデーで日本に滞在していました。私はぶらっと一人旅中で、同じホステルに泊まったのがきっかけで知り合ったのです。
ダーリンに出会う前、一時期積極的に出会いを探していた時期がありました。でもピンとくる人には出会えなかったうえに、「世界一周でもして、その後マレーシアあたりに移住しようかなぁ」などと考え始め、「いま彼氏ができてもむしろ困る」と思ったので、新たな出会いを探すのはやめました。
今では夫となったダーリンに出会ったのは、そんな出会いを探すのをやめた矢先、しかも予想もしていなかった場所でのことだったのです。(関連:「探すのをやめたら運命の人に出会う」は本当だった!)
恋に「落ちる」とき、理屈は関係ない
ダーリンは当時19歳で、しかも日本に一時的に滞在しているだけのドイツ人。私は当時27歳でした。
表面的な肩書だけを見れば、「19歳の(経済力のない)外国人」というのはパートナーとして望ましい相手ではありません。実際、はじめはダーリンと恋に落ちるなんて思いもしませんでした。同じように、ダーリンも出会った瞬間は、私のことを好きになるなんて考えもしなかったそうです。
しかし現実には、その思いもしなかったことがあっという間に起こりました。もちろん「19歳のドイツ人を好きになるなんて苦労するからやめたほうがいい」という考えはありました。
でもそんな理屈を吹き飛ばしてしまうような何かがあったのです。私たちは出会ってすぐの頃からお互いに気持ちがシンクロする感覚があったので、その後の関係もどんどん深まっていきました。
ダーリンと付き合い始めたころは、将来を不安に感じて悩んだこともありましたが、「今現在の肩書よりも、この人となら一緒に生きていけると思える総合的な人間力が大切だ」と思うようになったので、ダーリンがまだ学生で大した収入がないことは気にならなくなりました。
本物のパートナーシップは「スペック」に左右されない
日本で流行りの「婚活」は、年齢や年収、学歴、勤務先といったスペックをもとに、異性をふるいにかけます。そういうスペックの観点から見れば、ダーリンは私にとってパートナー候補にはなりようがない人でした。
ダーリンに出会う前は私も、ある程度スペックを見ることは合理的というか、やむを得ないことだと思っていました。
でも恋愛って、そもそも「非合理的」なもの。理屈ではコントロールできない、心と感情の動きです。
それを実感してからは、スペックから相手を選ぶようなやり方では、本質的なパートナーシップを築くのは難しいのではないかと感じるようになりました。
いわゆる「婚活」で最高のパートナーを見つける人もいるかもしれませんが、たいてい打算や妥協がつきまとうのではないかと思います。
打算や妥協に基づいた関係でも本人が幸せと思えるならならいいですが、これほど気持ちがシンクロする相手を見つけた今となっては、以前のような価値観に戻ることは考えられません。
傍から見たら、短期間のうちに大幅に年下の外国人と人生を歩むことを決めた私は非常識でバカに見えるかもしれません、でも、そんなことはかまいません。他人の目なんて気にならないほど、大切だと思える人と出会えたことのほうがよほど意味のあることですから。
ほんと、人生って何があるかわからなくて、だからこそ面白いなぁと感じています。