ドイツ人ダーリンが8歳年下の大学生でよかったと思う3つのこと

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

前回、「ドイツ人ダーリンが8歳年下の大学生で苦労する3つのこと」をお話しました。今日は、「ドイツ人ダーリンが9歳年下の大学生でよかった3つこと」をお伝えしたいと思います。

異国での日常生活をきめ細かくサポートしてもらえる

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私は、2015年11月にダーリンの母国であるドイツでの生活を始めました。単なる旅行ならたいていのことは一人でできる自信がありますが、外国で暮らすとなると、ビザや住民登録などの手続き、通院など、さまざまな用事が出てきます。

もちろん自分一人でできるようなこともありますが、特に移住当初は言葉の壁もありますし、そもそも地理もよくわかっていないのですべてを一人で行うのは困難です。

しかし、こうした用事はほとんど平日に済ませなければならないため、パートナーがすでに仕事を持った社会人だと、そう簡単に一緒に行ってもらうわけにはいきません。ドイツは日本よりはるかに有給が取りやすい環境とはいえ、フルタイムで働いていれば制約は出てくるでしょう。

一方、私たちの場合、ダーリンは平日はほとんど毎日大学に行っていますが、講義が午前中だけ、あるいは午後だけの日もあって、平日でもスケジュールに融通が利きます。

私たちが住んでいる場所は交通の便が悪く、車でないと行きにくい場所も多いので、ダーリに車で目的の場所に連れて行ってもらうことができ、ドイツに来たばかりのころは特に助かりました。

一緒に旅行がしやすい

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ドイツは日本と違って、比較的休暇が取りやすい国。2週間の休暇は普通ですし、なかには1ヵ月まるまる仕事を休む人もいます。とはいえ、2ヵ月の休みが年に2回もある大学生に比べると、限られた日数であるといわざるを得ません。

パートナーが大学生であれば、春休みや夏休みといった機会に、何度も旅行に行ったり、1ヵ月日本に滞在したりといったことができます

学生は収入が少ないので懐と相談しながらにはなりますが、2人で過ごす時間がたっぷり取れて、色々なところに出かけられるというのは今だけなので、この「特権」を満喫しようと思っています。

将来設計が柔軟

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ダーリンは現在ドイツの大学に通っていますが、大学を卒業した後は日本の大学院に通い、将来的には日本で暮らすことを目標にしています。

ドイツ人男性をパートナーに持ち、ドイツで暮らしている日本人女性のなかには、「本当は日本で暮らしたいんだけど、彼の仕事のことを考えるとね・・・」という人が案外少なくありません。

ドイツ人パートナーが、ドイツで教育を受け、ドイツで職を得てそこそこ良い稼ぎを得ているとなれば、日本で暮らしたい気持ちがあっても、リスクを冒してわざわざ日本に連れていこうとは思わないのもよくわかります。

日本に移住するドイツ人男性も大変ですし、それを支える日本人女性にも大きな責任と負担が伴うからです

パートナーの男性がドイツのように経済的に豊かな国の人であれば、日本人女性が相手の国に移住し、当面はパートナーの経済的援助を受けながら現地語を身に付け、徐々に仕事を探すほうが合理的な場合が多いと思います。

しかし、ダーリンがまだ学生である私たちの場合、ダーリンは日本で暮らしたがっているし、やはり私も遠くない将来日本に帰りたいという思いがあるので、それを前提に人生設計が組めます

今から日本語を勉強し、日本の大学院に通えば、日本での仕事もなんとかなるでしょう。

もちろんすべてが計画通りにいくとは限りませんが、すでにパートナーがドイツで仕事を得ている場合に比べると、色々な意味で日本移住のハードルは低いはずです

おわりに

パートナーがドイツ人で学生という状況でドイツに移住すると話したときは、友人に心配されたこともありました。もちろん、私たち自身にも不安がなかったわけではありませんし、今も将来どうなるかわからないという不安がないといえば嘘になります。

でも、未来が不確定なのは学生であろうとなかろうと、誰だって同じ。なら今の状況を楽しみつつ、将来に向けて準備するしかないと思っています。