ドイツ人ダーリンが8歳年下の大学生で苦労する3つのこと

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

1995年生まれのドイツ人ダーリンとの歳の差」で書いたように、私たちは普段2人のあいだの歳の差をあまり意識することがありません。ダーリンは年のわりに成熟していて、中身は日本のおじさんみたいなところがありますし、私たちのあいだに8つも歳の差があるなんて信じられないくらいです。

それでも、生活や結婚という現実的な側面を考えると、そうは言っていられないのもまた事実。今日は、「ダーリンが8歳年下の大学生で苦労する3つのこと」をお話したいと思います。

相手の国に移住しても、金銭面でパートナーに頼れない

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私たちは2014年8月に日本で出会い、2015年11月に私がドイツに移住しました。日本での仕事を辞めて、ドイツに移住することを考えたときに、一番ネックになったのは、ダーリンに金銭面で一切頼ることができないということでした。

国際恋愛・結婚で日本人女性がパートナーの国に移住する場合、その女性がすでに現地語ができる場合を除き、当面は語学学校に通うなどして現地語を身に付け、その間の生活費は相手の男性が負担(援助)するケースが多いです。

自分が欲しいものを買うための費用は自分の貯金で賄うとか、生活費に加えてお小遣いももらっているとか、カップルの状況によってさまざまですが、多かれ少なかれパートナーの経済的サポートを受けている人が多いようです

でも、ダーリンが大学生である私の場合は、金銭面でパートナーに頼ることが一切できません。言葉もままならない異国に移住して、当面の間は収入がなかったとしても、自力でなんとかしなくてはならないのです。これは結構なプレッシャー。

結局、「しばらく収入がゼロでも生活できるだけの貯金をしておく」ということでドイツ移住を決意しましたが、このことは私のドイツ移住をためらわせる最大の要因のひとつになりました。

ドイツでの生活をスタートさせてからも、覚悟はしていたものの、当初はほとんど収入がなく、貯金が減る一方の現実に焦りを抱いた時期も・・・

現在はライター業だけで生活できる収入が確保できるようになりましたが、収入が少なくて焦っていた頃は、「ダーリンがすでに大学を卒業していて仕事があったらなぁ」なんて考えたことがあったのも事実です。

贅沢はできない、倹約生活

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日々生活していくお金には困らないとはいえ、決して贅沢ができるわけではありません。外食するときも、まずはそのお店の価格帯をチェックしますし、旅行のときも高級ホテルには泊まりません。

いつも、(おもにダーリンの)懐具合と相談しながらの生活です。前回ダーリンからもらった誕生日プレゼントはバラの花束のみ。お金のかかったプレゼントは、(ダーリンが)買いたくてもなかなか買えないという状況です。

しかし、私自身ここ2、3年でお金に対する価値観が変わって贅沢に興味がなくなったので、多少不自由はありますが、今の生活を特別不満に感じているわけではありません。「今は2人で質素ながらも幸せな生活を送るステージなのだ」と考えていて、当然のこととして受け止めています。

(関連:「お金の遣い方にもポリシーを!お金の遣い方は生き方そのもの」)

とはいえ、ギリシャやクロアチアの素敵なリゾートホテルに泊まってみたいという気持ちもありますし、お金を理由にやりたいことができないとか、選択肢が減るのは極力避けたいです。

ずっと今のままでいいと思っているわけではありませんが、来るべきときが来たらまた次のステージにステップアップすることができるはず。

これから先、2人の収入が増えることはあっても減ることはないでしょうから、今後もっと良くなることを期待できる今の状況はある意味幸運なのかもしれません。

子どもを持てない

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日々の生活に苦労しているわけではないといっても、子どもが持てるほど金銭的余裕があるわけではありません。実際のところ、もし状況が許したとしても他にやりたいことがあって今はまだ子どもが欲しいとは思っていません。子どもがいる友人を見ると、「子どもが産める状況で羨ましいなぁ」とちらっと考えたりはしますが。

ただ、私の年齢を考えるとあまり悠長なことは言っていられません。30歳目前という現時点で今すぐ焦る必要はないと思いますが、状況が許すようになれば、子どものことはできるだけ早く考えなければならないと思っています。

おわりに

「苦労する3つのこと」と言いつつ、結局は大して苦労していないという結論になったかもしれませんね。

国際恋愛で、しかも相手が年下の学生ともなると、色んな障害が出てくるのは事実ですが、それをうまく乗り越えられるかどうかは結局自分たち次第なのだと思います

実はパートナーが年下でまだ学生であるがゆえのメリットも感じていて、次回はメリットのほうをお話したいと思います。(関連:「ドイツ人ダーリンが8歳年下の大学生でよかったと思う3つのこと」)