ポルトガルとアンダルシア旅行のおすすめスポット4選

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。昨日、スペイン・ポルトガル18日間の旅から帰ってきました。

ポルトガルのポルトから始まり、コインブラ、リスボン、オビドス、シントラ、エヴォラ、ファロ、そしてスペインのアンダルシア地方(セビーリャ、コルドバ、グラナダ、ネルハ、フリヒリアナ、マラガ)を訪れました。

今日はこの旅を振り返って、ポルトガルとスペイン旅行で見逃せない、私のおすすめをご紹介したいと思います。

おすすめの街1:世界遺産の街ポルト(ポルトガル)

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今回訪れたなかでイチオシの街のひとつが、ポルトガル北部の都市・ポルトです。ポルトはポルトガル第2の都市であると同時に、歴史的な街並みが「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録されています。

ポルト最大の魅力のひとつが、そのノスタルジックな雰囲気。道端でおばちゃんが魚をさばいて売っていたり、共同の洗濯場でおばあちゃんたちが洗い物をしていたりと、ポルトでは先進ヨーロッパ諸国ではまず見られない昔なつかしい光景を目にすることができます。

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日本とポルトガル、国は違えど、「ALWAYS-三丁目の夕日」を思わせるような、心あたたまる雰囲気があるのです。

坂の上に歴史的建造物が身を寄せ合うようにして建つポルト独特の街並みにも魅了されます。特に素敵なのがドウロ川沿いのリベイラ地区。クルーズボートが停泊する川沿いに、ユニークで可愛らしい建物が連なる様子は見ているだけで楽しくなります。(この記事のトップ画像がリベイラ地区)

世界遺産で人気の観光地でありながら、古き良きポルトガルの雰囲気が残る魅力あふれる街がポルトなのです。

おすすめの街2:リスボンから日帰りOK!オビドス(ポルトガル)

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日本で知っている人はなかなかいないであろうポルトガルの小さな街、オビドス。ですが、実際に訪れてみると、可愛らしい街並みにときめきっぱなしでした。

リスボンからバスで約1時間と、リスボンから日帰り旅行ができるオビドスは、かつて500年以上にわたり代々の王妃の直轄地として愛されてきた歴史を持ちます。

真っ白な外壁に、黄色と青のアクセントが映える建物が連なる街並みは、まるでおとぎの国のよう。ショップのディスプレイや、建物を飾る花々もとっても可愛らしく、華やかで、歩いているだけで幸せな気分になれます。

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街を囲む城壁にのぼって歩くこともでき、城壁からのオビドスの街の風景は最高です。

一番感動したスポット:世界遺産・コルドバのメスキータ(スペイン)

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街ではなく、特定のスポットとして最も感動したのは、歴史的な街並みとともに世界遺産に登録されているコルドバのメスキータ。グラナダのアルハンブラ宮殿も壮大でよかったのですが、瞬間風速的な感動でいえば、コルドバのメスキータが上でした。

現在はキリスト教の大聖堂として日々礼拝が行われているメスキータですが、「メスキータ」とはそもそも、スペイン語で「モスク」の意味。785年、コルドバが後ウマイヤ朝時代の都だった当時、イスラム教のモスクとして建設が始められました。

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その後コルドバがキリスト教徒に奪還されると、メスキータはキリスト教の聖堂として使われるようになりました。しかし、アーチやミフラーブといったイスラム建築独自の装飾が残されたため、イスラムとキリスト教建築の美が融合した類まれなる空間となっているのです。

メスキータの内部に入った瞬間、「円柱の森」と呼ばれるアーチがどこまでも続く幻想的な光景に息を呑みます。もうこの時点でメスキータの世界にすっかり魅了され、あまりの素晴らしさに目頭が熱くなったほど。

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中心に向かって進んでいくと次第にキリスト教色が強くなっていきますが、キリスト教建築部分も壮大な美しさ。

キリスト教の聖堂でありながら、随所にイスラム教のモスクの名残が見られるメスキータは、今まで見たどの建造物とも違う神秘的な空間でした。洋の東西や宗教の違いを超えて、人間が生み出した美の結晶といえるのではないでしょうか。

必見のエンタメ:セビーリャのフラメンコ(スペイン)

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スペインといえばフラメンコですが、なかでもセビーリャはフラメンコの本場と言われています。「セビーリャに行くならやっぱりフラメンコを観ないと!」ということで、フラメンコ舞踊博物館で行われるフラメンコショーを鑑賞しました。

ダンサーが登場した瞬間から、まさに釘づけ。目まぐるしく変わる動きや、激しく地面を打ち鳴らすタップ、鬼気迫る表情に圧倒されっぱなしでした。むしろ「圧倒された」という表現では足りないくらいで、魂を掴まれるかのような感覚です。

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実際に観るまでは、フラメンコに対する漠然としたイメージはあったものの、フラメンコがこんなにものすごいものだったとは知らず、衝撃と感動で胸がいっぱいになりました。

ただし、フラメンコショーの出来はダンサーの質に大きく左右されるようです。街中の広場などでフラメンコを踊っている光景を何度か見かけましたが、フラメンコ舞踊博物館で目にしたような迫力はなく、盆踊りに毛が生えたようでした。本格的なフラメンコを鑑賞したいなら、観る場所を選んだほうが良さそうです。

おわりに

太陽に恵まれ、人々もフレンドリーで心地よく旅ができるポルトガルとスペインのアンダルシア地方。治安も比較的良く、女一人旅でも怖いと感じるようなことはまったくありませんでした。

魅力いっぱいのこの地域をぜひ一度は訪れてみてはいかがでしょうか。