こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
ダーリンと私は自他ともに認める仲良しカップル、と私は思っているのですが、実はそんな私たちにも問題があります。それは趣味が合わないこと。
自然派のダーリンと街歩き派の私
特に困るのが休暇の過ごし方。ダーリンは自然に触れるのが好きですが、私は街歩き派。
歴史や文化を感じる街を歩くのが好きで、どちらかというと自然はおまけ程度でよく、そればかりだと飽きてしまうのです。反対に、ダーリンは街ばかりだと疲れて不機嫌になってしまいます。
実はこの不一致に気付いたのはわりと最近のこと。今年の夏に二人で旅行をするようになってからです。日本にいたときはダーリンは喜んで街歩きをしていたので、知りませんでした…
ダーリン曰く、「日本の街歩きはいいけど、ヨーロッパ(特にドイツ国内や街並みや文化がドイツと似た感じの国)はつまらない」のだそう。
「日本にいたとき、一言もハイキング行きたいなんて言わなかったじゃん!」と言ったら、「東京はすごい都会だからハイキングなんてできないと思ってた」と…東京にも高尾山とかありますけど?
さらには「日本は街が面白いからむしろ街のほうがいいかも」…なんですと!?とにかく日本は例外のようです。
ドイツ人と日本人、育った環境の違いが不一致を生む?
ダーリンの家族はかなりのアウトドア好きです。ダーリンの子ども時代の写真を見せてもらったことがあるのですが、クリスマスや誕生日といった特定のイベントの写真を除き、過去の写真のほとんどがハイキングをしている写真でした…
極めつけはまだ赤ちゃん(1歳になったかなっていないかぐらい)のダーリンがパパに背負われてハイキングをしている写真。「そこまでしてハイキングするか!?」と、衝撃を受けました。ダーリンにとっては、アウトドアとはまさに物心つく前からそこにあった身近な存在なのですね。
過去には冬の雪山でキャンプをしたこともあるそう…もう意味がわかりません。ちなみにダーリンのご両親はアラフィフですが、今も週末は毎日のように3時間ぐらいマウンテンバイクで山に出かけています。「サイクリング」とかいうレベルじゃなくガチなんです。
一方の私、家族でハイキングやキャンプをした記憶はありません。ピクニックぐらいならもちろん記憶にありますが、私の両親はアウトドア派ではありません。というか、私の家族に限らず、平均的な日本人家庭ってこんなものではないでしょうか。
もちろんドイツ人でもアウトドア好きでない人もいますし、日本人でもアウトドア好きな人もいるので一概には言えませんが、育った環境が与える影響を実感するところですね。
音楽の趣味もまったく合わない
ちなみに音楽の趣味もまったく合いません。ダーリンが好きなのは、私にとってはうるさすぎるハードロックか、私にとっては退屈すぎる妙に枯れた曲。ドライブ中によく聴かされるせいでX-JAPANぐらいは受け入れられるようになりましたが。
一方私は音楽に関しては結構雑食ですが、おもに好むのはR&B。アップテンポなダンスナンバーっぽい曲も好きです。今私が旅しているスペインでよく流れている曲はラテンのノリを感じるものが多くて私は結構好きなのですが、ダーリンにはきっと”sounds uneducated”と評されてしまうことでしょう…嗚呼。
ダーリンは中学生のころからギターをやっててギターは10本以上持っていますし、バンドのライブや野外フェスなんかにも行ったりするわりと本格的なロック好き。「ぼぼとは一緒にコンサートに行けない」と残念そうに言われたことがあります。
カップルの趣味の不一致にどう対処するか?
音楽の趣味が合わないのはさほど大きな問題ではありませんが、休暇の過ごし方が合わないのは大問題。カップルで一緒に休暇を楽しめないのは寂しいですからね。
そこで私が決めたのは、二人で行くヨーロッパの旅先は今後ダーリンに決めてもらうということ。
ダーリンは「○○に行こう」とか自分からリーダーシップをとるタイプではないので、日帰りにしろ、泊まりの旅行にしろ、私が「今度○○に行こう!」と提案してきました。これは二人で日本に住んでいたときからの習慣で、ドイツに来てからもそれが続いていたのです。
私には行きたいところがたくさんありますし、仕事柄旅行に出る機会はたくさんあります。そこで、「二人で行くヨーロッパの旅先はダーリンに決めてもらって、私が行きたいところは一人で行く」と割り切りました。
そして、私も少しずつ自然に触れるアクティビティにトライしてみること。ということで先日南仏のコート・ダジュールに行った際は一緒に海岸沿いでのハイキングを楽しみました。
しょっちゅうハイキングをするのは無理ですが、少しずつ二人の趣味や休日の過ごし方に妥協点を見つけていきたいな思います。
おわりに
この問題が浮上して、パーソナリティーや価値観が合うからといって、趣味が合うとは限らないものだということを痛感しています。
パートナーと趣味が合わないとき、場合によってはある程度割り切って別々に楽しむことも必要ですし、人生を共に歩む以上はじっくりと二人のスタイルをすり合わせていくことも大切ですね。
今後新たな共通の趣味が見つかることを期待したいと思います!