一足先にTwitterで報告したのですが、私、再度フリーランスに戻ることにしました!
もともと新卒で会社員になり、ドイツ移住を機にフリーランスのトラベルライターに。日本に帰国し福岡に引っ越した後、再び会社員になって今に至っています。
ですが、将来の自分のハッピーな生き方・働き方を考えた結果、「フリーランスがベスト」という結論に至りました。今年いっぱいで今働いている会社を辞め、2021年からは改めてフリーランスとして活動します。
再度フリーランスに戻る理由は、「仕事を持ち運べるようにしたい」というビジョンがあるから、そして「結局、私は会社員には向いていないのではないか」「会社員ではハッピーになれないのではないか」という思いがあるからです。
もちろん、会社員とは違って、フリーランスには給与の保証もボーナスもありません。それでも、自分が心からハッピーだと思える生き方・働き方を実現するためには必要なチャレンジだと思っています。
仕事を持ち運べるようにしたい
このタイミングで会社を辞めてフリーランスに戻ることにした直接のきっかけは、夫の就職に伴い、来年3月までに引っ越すことが決まったからです。
引っ越し先がどこになるかはまだわかりませんが、通勤圏外になる可能性99%。しかも、引っ越しはその1回で終わるわけではなく、その後も最低2回は引っ越しがあり、うち1回は海外駐在になるようです。
こうなると、住むところが変わるたびに会社や仕事を変えるなんて、やってられません。日本の大企業って、つくづく「社員の配偶者(おもに妻)のキャリアを犠牲にすることを前提にしているなぁ」とげんなりしますが、それを言っても始まらないので、私は「仕事を持ち運べるようにしよう」と思いました。
自分のスキルとPCひとつでできる仕事であれば、住む場所やライフステージの変化に振り回されることなく同じ仕事を続けることができます。
会社員としてずっと同じ会社に勤め続けられるのであれば、ある意味「楽」だし「得」でもある(転職を繰り返すと、生涯所得が下がるケースが多いという意味で)のですが、それは今後何度も引っ越しがある私にはあてはまりません。仕事を持ち運べるようにするためにも、今後は「雇われずに生きていく」という選択をしました。
結局、自分は会社員ではハッピーになれない
「今回このタイミングで会社を辞める直接のきっかけは引っ越し」だと言いましたが、引っ越しがなければこのまま会社員を続けていたかというと、答えは「NO」です。
私はこれまでにまったく毛色の異なる2つの会社で正社員として働きました。今の会社はスピード感のあるベンチャーなので、短期間でも経験やスキルの幅が広がったという意味では感謝していますが、ずっと同じ働き方を続けるイメージはできません。
今の会社で働いてみて、改めて感じるのは、「結局、私は会社員には向いていないのではないか」「会社員ではハッピーに生きられないのではないか」ということです。
残業が少なく、上からのプレッシャーが強くなく、社内イベントへの強制参加等もほとんどない会社であれば、それなりになじむことはできると思います。しかし、それでも自分が描く理想のワークスタイル・ライフスタイルを叶えることはできません。
理想のワークスタイル・ライフスタイルを叶えるために
「結局、私は会社員には向いていないのではないか」「会社員ではハッピーになれないのではないか」と感じる理由は、下記のような思いがあるからです。
- 自分で自分のスケジュール(労働時間・休み)を決めたい
- 毎日出社(通勤)したくない
- (社長・上司というだけで)偉そうに指示・命令されたくない
- 会社にプライベートを侵食されたくない
- 長時間労働したくない
- 社内政治に神経を遣いたくない
- 仕事を選びたい
長年会社員をやっている人からすると、「なんて贅沢な」と思われるかもしれませんが、一度きりの自分の人生なんだから、贅沢でもいいじゃないですか。
日本社会では「ワガママ」と思われかねないような望みでも、上記を満たすようなワークスタイル・ライフスタイルを実現している人は実際にいます。ならば、それにチャレンジする価値はあるはず。
もちろん、フリーランスになるということは、何の保証もない世界に飛び込むということで、ある意味会社員よりもリスクがあります。
でも、「自分は本当はこうしたいのに」「自分は本当はこんなことしたくないのに」という心の叫びを押し殺しながら働き続けることは、自分自身に対する裏切り行為。
福岡に引っ越して再び会社員になったとき、「いずれまたフリーランスに戻ろう」と決めていたわけではありませんが、一度今までとはまったく違う環境で働いてみて、「やっぱり自分はフリーランスなんだな」と腑に落ちました。
会社員だとどうしても時間の制約がありますが、フリーランスに戻ったらブログ等を通じた情報発信も増やしていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。