人生における決断を後悔しないためのたった一つの方法

突然ですが、あなたは「後悔」ってしたくないですよね?ついつい後悔してしまうことの多い人でも、「後悔するのが好き」なわけではないはずです。

「あっちにすればよかったかなぁ」「何でこの道を選んだんだろう」なんて、後悔ばかりで悶々としてしまっている人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、人生における選択を後悔しないための超簡単な方法をシェアしたいと思います。

「その決断を後悔しない」と決める

人生における決断を後悔しない方法とは、「その結果何が起こっても後悔しないと決める」こと。

拍子抜けするくらい単純に聞こえますが、意外と奥が深いんです。後悔しないと決めることは、その選択が自分自身の意思によるものだと自覚すること、そしてその選択の結果に責任をもつ覚悟をするということです。

そうやって、「自分が自らの意思で決めたんだ」とはっきり自覚しておくことで、安易に後悔したり、選択の結果を他者のせいにしたりしてしまったりすることを回避できます。

私はドイツ人のダーリンと一緒にいるためにドイツに移住しましたが、その決断に際しても「何があっても後悔しない」と決めました。

男女関係なんて一寸先は闇。今いくらうまくいっていたとしてもそれが将来にわたって続く保証はありません。私たち二人の関係がダメになるなんて現実問題として想像するのは難しいのですが、重大な選択をするときに可能性として頭の片隅に置いておく必要はあります。

でないと、「彼のために仕事も辞めて海外移住したのに破局しちゃうなんて、私の人生サイアク…」なんて自分以外の人やものに責任を転嫁することになりかねません。

そんなリスクも織り込んだうえで「何があっても後悔しない」と決めていたら、同じ結果になったとしても「悲しいけど覚悟していたこと」として、もう少し冷静に受け止められるはずです。

自分の選択の結果に責任をもつのが自立した女性であり、自立した大人のありかただと思うのです。

もし決めたことがうまくいかなかったら…

「後悔しない」と決めたものの、選んだ道でうまくいかなかったらやっぱり悲観的になってしまいがちなのが人間です。でも人生で起こる物事には必ず意味があるもの。(関連:「人生で起こる出来事に意味があると信じれば、未来は輝く!」

特にその逆境や失敗が大きければ大きいほど、振り返ってみるとかけがえのない経験になっていたりするものです。覚悟を決めて決断したのにうまくいかなかった場合はその一連のプロセスが起こるべくして起こっていると思いましょう。

「起こることに意味がある」と考えて、起こったことを今後の人生に生かそうという姿勢さえあれば、必ず道は開けるはず。そうすれば、「あの時の逆境が人生の糧になったなぁ」と思う日が来ることでしょう。(関連:「人生のどん底だった結婚生活から私が学んだ5つの人生のレッスン」)

おわりに

私たちは何かを選ぶとき、しばしば迷います。「あっちのほうがよかったかも」なんて後悔したくないですからね。

それはレストランでメニューを選ぶときや試験の答えを選ぶときでも同じこと。「後悔しない力」を磨きたい人は、まずはそういった日常の小さなことから「私はこれを選ぶ。そしてこれを選んだことを後悔しないぞ!」と決める習慣をつけてみてはどうでしょうか。

私は高校生のときからたまにそんなことを考えていましたが、意外とバカにならない効果があるものです。

どんなときでも自分の選択に責任を持てる人って男女問わずカッコイイですよね。私自身も改めてこれを肝に銘じたいと思います。