欧米人男性と国際恋愛・結婚する日本人女性へのありがちな偏見7つ

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

近年、国際恋愛や国際結構がそう珍しいことでなくなりつつあるとはいえ、やはり島国・日本。国際カップルを日常的に目にする機会はさほど多くはありません。

だからこそ、日本では国際恋愛・結婚をしている人への偏見が根強く残っているのではないでしょうか。かくいう私も、たまたま自分が国際恋愛の当事者になるまでは、国際恋愛・結婚をしている女性に対し、固定されたイメージのようなものがあったような気がします。

欧米人男性と国際恋愛・結婚している日本人女性がもたれやすい偏見7つと、実際のところはどうなのかをお伝えしたいと思います。

1.遊んでいる・チャラチャラしている

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これは、女性というよりも男性に比較的多い偏見。欧米人男性と日本人女性のカップルの出会いの場がクラブだと思っていて、「国際結婚や国際恋愛をしている女は遊んでいる、チャラチャラしている」というイメージを持っている人が少なくないようです。

確かにクラブで出会ったという国際カップルもいるでしょうが、私の知る限りそれは全体のごく一部にすぎません。ちなみに、私とドイツ人のダーリンが出会ったのは長野のホステル。お互い一人旅をしていて、たまたま同じ宿に泊まったことがきっかけで出会いました。

実際の欧米人男性・日本人女性のカップルは、大学で出会った、旅先・ワーホリ先で出会った、交流会で出会ったなどさまざまで、今のところ「クラブで出会った」というカップルには会ったことがありません。

2.外人好き・白人好き

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欧米人男性と付き合っていたり、結婚していたりする日本人女性は、もともと外国人が好きだから欧米人をパートナーに選んでいると思われがちです。それだけで「白人専門」のように思われることも珍しくありません。

国際恋愛・結婚をしている日本人女性のなかには、もともと欧米人男性との国際恋愛や結婚を望んでいたという人もいますが、私の知る限り多数派ではありません。

知人に欧米人男性と恋愛や結婚をしている日本人女性は何人もいますが、私が知る国際カップルのほとんどは「偶然の出会い」です。私のように、「自分が国際恋愛するなんて思わなかったけど、そうなっちゃった!」という人が多いです。

直接の知り合いではなくても、国際恋愛・結婚経験者の本やブログを見る限り、「もともと欧米人男性を狙っていた」という人よりは、「たまたま好きになった人が欧米人男性だった」パターンが多いように思います。

3.日本でモテない

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ネット上で「白人男を連れてる日本人女はみんなブスだ」という主張を目にしたことがあります。なぜだかわかりませんが、「国際恋愛・結婚をしている日本人女性は、日本でモテないから外国人に走っている」と言いたがる人がいるんですよね。

確かに、日本ではあまりモテないルックスの女性が海外ではエキゾチックに映ってモテるということはあるかもしれません。でも、「白人と付き合う日本女性がみんなブス」なんてことは絶対ありえません。

わざわざいうまでもないことだとは思いますが、日本人女性全般ににさまざまな容姿の人がいるのと同じで、欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性にもさまざまな容姿の人がいて、特に美人に偏っているとか、不美人に偏っているということはありません。

日本でもモテる人もいればモテない人もいるはずです。「白人男を連れてる日本人女はみんなブスだ」というような、極端な思考や発言をする人って、白人に対する妙なコンプレックスがあるんだろうなと思ってしまいます。

4.やたらと東洋人らしさを強調

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欧米人男性と恋愛・結婚している日本人女性は、「やたらとアジア人らしさを強調している」と思われることがあります。「欧米人には東洋人らしさを強調したエキゾチックなメイクやファッションが受けるから、わざとそうしてるんでしょ」という偏見ですね。

実は私も過去にはそういうイメージを持っていたことがありました。日本では国際カップルを見かけることが少なく、記憶に残っていた国際カップルが横浜で見た米軍兵士と思われる男性と、いかにも「アジア人」を強調した雰囲気のお姉さまだったので・・・

でも、たまたま自分が国際恋愛の世界に足を踏み入れ、実際に欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性と出会う機会が増えてからは、「なんだ、普通じゃないか!」ということに気づきました。

欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性の見た目に関して、特別はっきりした傾向はありません。

時々みかける、東洋人らしさを強調したメイクや身体の線が出るファッションをしている日本人女性は、おそらくアメリカなど海外での暮らしが長かった人が多いのではないかと思います。

欧米人男性と国際恋愛・結婚をしたからといって、それだけでやたらとアジア人らしさを強調するようになる日本人女性はあまりいません。

5.外国かぶれ

「外国人と付き合うんだから外国が好きなんでしょ」という発想、これもありがちですね。

もちろん人によりますが、「外国が好きだからパートナーに外国人を選んだ」という人は少ないように思いますし、国際恋愛・結婚をしている日本人女性がみんな特別「外国好き」というわけではありません。

欧米人男性と出会って彼の国で暮らしているけれど、本当は「日本で暮らせたら一番いいんだけど」と思っている日本人女性は多いです。私も今はドイツで暮らしていますが、やっぱり日本に帰りたいと思いますし、数年後に帰るつもりでいます。

国際恋愛・結婚をして海外で長く生活している人の中には、ずっと日本で生活している日本人からすると「外国かぶれ」と映るような人もいるでしょう。でもその場合、「外国かぶれ」のおもな原因は、国際恋愛や国際結婚自体ではなく、長期にわたる海外生活です。

私は自分がドイツで暮らしているので、そういう方々は「時に日本を恋しく思いながらも一生懸命現地の言葉を勉強して現地に適応した人なんだろうな」と想像します。必ずしも好きでそうしている人ばかりではないなか、異国に適応するというのは、本当に努力を要することです。

6.日本的なおしとやかさがない

欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性は、日本人から「半分外人化してておしとやかさがない」と思われていることもあるように感じます。

でも、国際恋愛や国際結婚をしたからといって、急に日本人女性らしさが消えることはありません。欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性のなかには、とても控えめでおしとやかな女性もいれば、大胆でアクティブな人もいます。

それは、それぞれの女性のもともとの性格の問題であって、国際恋愛・結婚によって日本的なおしとやかさがなくなるとか、日本的なおしとやかさのない女性が国際恋愛・結婚をするということはありません。

あえていえば、欧米人男性をパートナーにもつ日本人女性は、さまざまな変化に対応できる芯の強さをもっている人が多いように感じますが、だからといっておしとやかでないとは限りません。

7.白人男性をゲットしていい気になっている

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欧米人男性と国際恋愛・結婚している日本人女性は「白人をゲットしていい気になっている」とか「勝ち組だと思っている」などと思われがちです。

なかには、私の目から見てもそう思っているんじゃないかと感じられる女性もいますが、これも実際には少数派です。パートナーのスペックで自分の価値が左右されるわけではないし、人種や国籍なんてスペックとさえいえません。

そもそも、「たまたま恋に落ちた相手が欧米人男性だった」という人も多いので、それでいい気になるなんてことはないですよね。

私たちの場合でいえば、ドイツ人のダーリンは私のいいところを見てくれますし、たくさん褒めてくれるので、以前より自分に自信が持てるようにはなりましたが、それによって「自分が他人より優れている」と思うことはありません。

大切なのは、相手が自分にとってのベストパートナーだと感じられることであり、そうであれば人種や国籍なんて関係ないと思っています

おわりに

日本人女性の見た目や性格がさまざまであるのと同様、欧米人男性と国際恋愛や国際結婚をしている日本人女性にもさまざまなタイプがあって、一括りにはできないものです。

日本で国際恋愛や結婚をする人はまだまだ少数派。実際のところを知る機会が少ないので仕方のない部分もありますが、マイノリティに対して偏見やバッシングが多いのは日本社会の悲しいところです。

ロマンチックなイメージのある欧米人男性との恋愛は、偏見のみならず憧れの対象になることもあるようですが・・・