こんにちは、はるぼぼ(@haruobo_nikki)です。
日本に一時帰国して、4週間。明日ドイツに帰ります。
「本当に4週間もいたの!?」と思うくらいあっという間、想像以上に次から次へとやることがある毎日でした。
あと一週間ぐらいは居たかったところですが、ダーリンがすでに2週間ドイツで私の帰りを待っているので「しょうがない、帰ってやるか。」という心境です。
日本は私にとって、生まれ育った「ホーム」です。
日本に帰ってきてからというもの、食の不自由もなく日々おいしいものを食べ、母語で会話し、便利な環境でぬくぬくと暮らしていました。
一方のドイツは、私にとって言葉もままならない、わからないことだらけのアウェイの国。
ドイツに帰ると、また食と格闘する日々や、勝手がわからないゆえの戸惑いや緊張が待っていることでしょう。
それでも、少なくとも向こう数年間はダーリンとドイツで暮らすと決めた以上、やっぱり今の私にとって、ドイツは帰るべき場所なのです。
ドイツに移住した私が日本に来るとき、「日本に帰る」「帰国する」という表現をします。
そしてドイツに戻るときも、やっぱり「帰る」という言い方になります。
どちらにも「帰る」という言葉を使うのは変ではないかと思ったりもしましたが、日本は祖国だし、ドイツも現在の居場所。
やはり両方とも「帰る」以外の表現がありません。
ドイツへの帰国を前にした今の心境は複雑です。
ドイツに帰ってダーリンと一緒にいられるのは嬉しい。
でもこの居心地のよい、楽しい日本を離れるのは寂しい。
とはいえ、一時でもアウェイの環境に身を置くことは、必ず人生の糧になると信じています。
それに、私にとってダーリンと一緒にいることは人生の最優先事項。
だから、ダーリンに会うことを楽しみに、ドイツに「帰り」ます。
私たちが暮らしているのはドイツ南西部の地方都市。
遊びに行く場所も少ないし、日本のように娯楽も多くないので、必要性がなければ一日中家にいることも珍しくないストイックな生活になりつつありました。
それは私がこうして「書く」ことにハマっていることや、冬という季節も関係しているのですが…
でも、今回日本でたくさんの人に会ったり、色んな所に出かけたりして、外で刺激をもらうことの楽しさ、大切さを再認識しました。
幸いドイツでもだんだん暖かくなってくる季節。
冬のドイツはどうしても出かける気になりにくいものですが、これからは違います。
今回の一時帰国を機に、ドイツでしかできない体験をたくさんして、ドイツでの生活をもっと楽しもう!と思えるようになりました。
環境のせいにして楽しむことを諦めるのではなく、自ら楽しみを見つけ、自ら楽しみをつくっていきたいと思います。