ドイツに長期滞在・移住するなら化粧品は日本からもっていくべき?

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

長期海外旅行や海外移住となった際、女性なら化粧品をどうするかって重要な問題ですよね。今日はドイツに長期滞在、移住する場合、日本から化粧品を持っていく必要があるかどうかについてお話したいと思います。

あらゆる化粧品をドイツに持って行く必要はない

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私はどうしたかといえば、石鹸や化粧水、美容液、クリームといった基礎化粧品、さらにファンデーションやマスカラといったメイク用品は一通り(半年分以上)日本から持ってきました。

どのようにして持ってきたかというと、2015の5月(ドイツ移住前)に一週間ほどドイツを訪れた際、飛行機の預入手荷物として、服などと一緒に詰められるだけ詰めてドイツに運び、ダーリンの実家に置いておいてもらいました。しかしそれだけでは足りないので、日本から送った船便の荷物にも一部紛れ込ませました。

こうして日本からドイツにたくさんの化粧品を持ってきましたが、実際にドイツに移住して感じたのは「こんなに持ってこなくてもよかった!」です。なぜならドイツでは品質の高いコスメが安く手に入るので、わざわざ日本から持ってくる必要性がないのです。

基礎化粧品はほぼ現地調達でOK

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基本的にクレンジングや美容液、クリームといった基礎化粧品は持ってくる必要はないと思います。ドイツはオーガニックコスメ大国でヴェレダやラヴェーラ、アンネマリー・ボーリンド、プリマヴェーラなど、自然派コスメ好きにはたまらないブランドが目白押しです。

値段も日本価格の2~3分の1と、日本で売っているオーガニックコスメと比べるとびっくりするほど安いので現地で買わない手はありません。(もちろんオーガニックでないコスメもあります)

私が今使っているヴェレダのローズクリームも13ユーロという安さ。ドイツのコスメは植物原料メインで植物エキスや植物オイルが配合された化粧品の選択肢はとっても幅広いです。

ただし、日本のように次から次へと新しい美容成分(「ナノ○○」など)が開発されているような感じではないので、最新の化学技術を駆使して開発されたような化粧品で欠かせないようなものがあるなら日本から持ってきたほうがいいかもしれません。

化粧水には要注意

たいていの基礎化粧品は現地調達でいいと思いますが、化粧水には注意が必要。

ドイツで知り合った日本人の友人で化粧水は日本から送ってもらっているという人がいます。というのも、日本に比べると、ドイツ含めヨーロッパでは化粧水の種類が圧倒的に少ないのです

たとえば、ドイツではあちこちでヴェレダの基礎化粧品が売られていますが、化粧水は見たことがありません。(ヴェレダのローズシリーズの化粧水は日本限定で発売されているようです)

ドイツに限った話ではありませんが、ヨーロッパではスキンケアのステップにおいて、化粧水が必須とは考えられていません。ドイツでは、化粧水といえばトーニング(整肌)かふき取りで、化粧水で保湿するという概念がほとんどないのです。

ドイツで買える化粧水は、水のようでまったく潤わないものも少なくありません。ちなみに、私がこれまで試したなかでは、プリマヴェーラのネロリ&カシスの化粧水は比較的保湿力がありました。

ドイツで自分に合う化粧水が見つかるかどうか不安な場合は、まずは日本から持参したほうが無難ではないかと思います

メイクアップは日本製が優秀

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「基礎化粧品はあまり持ってこなくていい」という結論に達した私ですが、「これは持ってきてよかった」と思うものもあります。それがメイクアップ化粧品。

私の感覚では、ファンデーション、マスカラ、アイライナー、眉ペンは持っていったほうがいいと思います。もちろんこれらはドイツでも手に入ります。

ですが、日本で買ったほうが日本人の肌色に合うファンデーションの種類は間違いなく多いはず。化粧下地はドイツで買ってもいいと思いますが、ファンデーションの色をぴったりと自分の肌に合わせたいなら、日本から持っていったほうが確実です。

マスカラやアイライナーも普通に売っています(メイベリンはどこでも見かけます)が、日本のコスメはにじまないのにお湯でするっと落ちるなど、安くても優秀なものが多いので、もともと日本ブランドのマスカラやアイライナーを使っていた人はやはり使い慣れたものを持っていくことをおすすめします。

ドイツ人女性はあまりメイクをしないので、メイク用品に関しては間違いなく日本のほうが研究されていると断言できます


小物類も忘れずに

意外に忘れてはいけないのが眉ペン。私は日本から持ってきたパウダータイプを使っていますが、ドイツ在住の日本人の友人から「自分に合う色の眉ペンがなくて困る」と聞きました。ファンデーションもそうですが、微妙な色加減が問題になるアイテムは日本から持っていったほうがよさそうです

化粧雑貨で、ビューラー(替えゴムも忘れずに)や油とり紙を使う人はこれらも絶対持っていったほうがいいです。。日本製のビューラーのほうが日本人の目のカーブに合いますし、油とり紙はドイツでは一般的なアイテムではありません。そもそも油とり紙は海外ではあまり普及しておらず、日本国外ではほとんど見たことがありません。

おわりに

個人的な見解ではありますが、ドイツ長期滞在・移住にあたっては、「基礎化粧品は化粧水を除き、基本持っていく必要なし、ただしメイク用品は一部持っていったほうがいい」というのが私の結論です。

かさばるうえに重い基礎化粧品をたくさん持っていくなら、乾物や調味料などの食品を持って行くほうがいいのではないかと思います(笑) 日本からドイツに持っていったほうがいい食品編はこちらをご覧ください。