こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
ここ数日ドイツはとても寒いです。ヒートテック+もこもこセーターでも寒くて、とうてい7月とは思えません。そして、ダーリンがおととい21歳になりました!
いきなりとりとめのない話になりましたが、今日は私の近況、仕事と遊びの境界がなくなりつつあることについてお話したいと思います。
仕事と遊びの境界が明白だった会社員時代
いつも読んでくださっている方ならご存じの通り、私は現在ドイツでフリーのトラベルライターとして活動しています。
ドイツに移住する前は日本で会社員をしていました。会社員にとっては仕事とプライベートの境目なんて、考えるまでもなく明らかですよね。
会社に着いたらそこからは仕事の始まりだし、会社を出たらそこからはプライベートの領域です。日本の会社員の場合、終業後の飲み会とか、休日のお付き合いなどで仕事にプライベートの領域を侵食されることもありますが…会社員時代の私は「これが仕事なのか、遊びなのか」なんて考えるまでもなく明白でした。
仕事と遊びの境界がないトラベルライターとしての現在
ところがフリーのトラベルライターとなった現在は、仕事と遊びのあいだに境界がなくなりつつあります。少なくともはっきりとした境界はありません。
私は旅も好きだし、書くことも好きです。でも今の私にとっては、旅することも書くことも、単なる趣味の領域ではなく、仕事における重要な要素です。だから、例えば今後の旅先を考えるとき、旅の予定を立てている瞬間は、遊んでいると同時に仕事をしていることにもなるのです。
旅先で観光をしたり、写真を撮っている瞬間も、それは個人的な遊びであると同時に、やはり仕事でもあるのです。自分の経験を記事にするということは、単に「楽しかった」とか「すごかった」だけでは済まず、それなりの責任も伴うからです。
また、書くことが好きだと、「これでお金をもらえるなんて夢のよう」と思う瞬間もありますが、やはりアウトプットを出さないと一銭にもならないので、「仕事として書く」ということの厳しさも同時に感じています。
このブログにしても、遊びなのか仕事なのか、自分でもよくわかりません。「仕事」と呼べるほど割り切ってやっているわけではないし、かといって単に「遊び」と位置づけられるほど軽い気持ちでやっているわけでもありません。
それなりに自分に「課す」ところがないと頻繁にブログを更新することはできないからです。
仕事と遊びの境界がなくなって困ること
「仕事と遊びの境界がなくなる」なんて、会社員にとっては夢のような話だと思います。少なくとも私が会社員だったころにそれを聞いたら確実に羨ましく思っていたことでしょう。
でも、仕事と遊びの境界がないということは、すべて自己管理の世界になるということ。自ら生産性を上げる努力をしなければ思うようにアウトプットは進みませんし、その結果収入にもつながりません。決まった収入の保障もありません。
仕事と遊びの境界がない環境では、自分を強く律する力が求められるのです。こう言いながら、私自身当初計画していた通りに仕事が進まないこともよくあります。いつ、どこで、何をするかが完全に自由なので、ついつい他のことをしてしまうことがあるからです。
その結果、リラックスする時間が足りていない気がするので、今後は時間をもっと上手に使って生活にメリハリを出すのが目標です。あと、家で仕事をしていると運動不足になるので、もっとエクササイズも増やさないといけませんね!
仕事と遊びの境界がなくなって嬉しいこと
「仕事と遊びの境界がなくなる」ということは、好きなことを仕事にしている、仕事を楽しんでいるということなので、とってもありがたいことです。こうやって書いていると、改めて好きなことを仕事にできている感謝の気持ちが湧いてきます。
また、私の場合、ブログの読者から相談をいただいたりするのですが、今のところそれで金銭的な利益を得るということはありません。会社員時代なら、金銭的な利益もないのにそんなことをしようとは思わなかったと思います。
でも今は、金銭的な利益にはならなくても、見ず知らずの私を頼ってくださる方がいること、そして「気持ちが楽になった」などと言ってもらえることはとても嬉しいことです。そうやって相談を受けるのも、仕事というわけでもないし、遊びともいえません。
けれど、自分が好きでやっていてそれを必要としてくださる方がいる限りは、それが何であってもいいと思っています。
こうして自分の幅が広がったことも、仕事と遊びの境界がなくなったおかげ。働き方が変わると新しい自分が見えてくることもあるようです。