こんにちは、またプラハに戻ってきました、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
欧米人男性との恋愛というと日々甘い言葉をささやかれるようなイメージがあるかもしれません。それはあながち間違っていないと思います。私が実際にドイツ人のダーリンに言われたセリフを通して欧米人男性との恋愛の雰囲気をお伝えしたいと思います。
「君は天使だ」
こんなセリフ、日本人男性はそうそう言わないですよね!日本語でそんなことを言われても恥ずかしくて困ってしまいます。でも英語でサラッと言われると普通に受け止めてしまうのが面白いところ。
とはいえ、最近のダーリンはかなり日本語の日常会話ができるようになったので、私が旅行中は「いつも気をつけてね。僕の天使」とLINEでメッセージがきたりします。
ダーリンは私が洗濯をしただけでも「Sucn an angel!(なんて天使なんだ)」と言ったりするので、うまいことおだてられているような気になることも…でもダーリンはそんな器用さは持ち合わせていないはず(笑)
「もはや君のいない人生に意味なんてない気がする」
これを言われたのは出会って一ヵ月経ったか経ってないかぐらいのタイミングだったので、ちょっとびっくりしました。「まだ19歳なのにそんなこと言わないで!私以外にも人生の目的を見つけて!」と思いましたね。
でも今となってはその言葉の意味がわかる気がします。私たちはお互いに「ふたりでひとつ」という感覚があって、互いの存在が人生に欠かせなくなっているのです。
「東京で一番キレイなものは目の前にあるから」
二人で恵比寿を歩いていたとき、東京タワーが見えていたのにダーリンが見逃してしまったときのセリフ。「東京で一番キレイなもの(私のこと)が目の前にあるから東京タワーなんて見えなくてもいいんだ」という意味です。
この頃、まだダーリンと出会って一ヵ月も経っていないころだったのでこのセリフにはなかなか衝撃を受けました。「欧米人男性ってこんなこと言うのか!スゴイな!」と。
欧米人男性は彼女や奥さんの容姿をとても大げさなくらいに褒めてくれます。それはその女性が客観的に美人がどうかは関係なく、彼らにとってはその女性が「世界一の美人」なのです。
日本では場合によってはけなすことも愛情表現のひとつになったりしますが、ヨーロッパではそんな文化はないからでしょうか。親子でもカップルでも、大切な人のことはたくさん褒めるのが当たり前です。おかげでダーリンと出会ってから以前より自分に自信が持てるようになりました。
「君のすべてが恋しい」
”I miss everything about you”は日本語で「君のすべてが恋しい」という意味になりますが、”I miss you”という表現はなかなか日本語に訳しづらい甘い響きがあるように感じます。
「すべてが恋しい」と言われると、何もかもひっくるめて受け入れてくれているんだなと実感しますね。
「君のいない日々は灰色だ」
東京で別々に暮らしていたころ、私が仕事やアパート探しで忙しくしていてしばらく会えなかったときに言われたセリフ。欧米人男性は「会えなくて寂しい」ということを表現するためのパターンも豊富なんだなと妙に感心してしまいました。
「5分でいいから会いにいってもいい?」
前のセリフと同様、私が忙しくしていたときのセリフ。基本的に冷静でリアリストなダーリンですが、こうして振り返ってみると結構情熱的なところがあるんですね。
私は「会ったら5分で済むわけがない」と思いましたが、ダーリンは「ただ君の顔を見て声が聞きたい」と本気で5分でもいいと思っていたみたいです。実際に会ったかどうかは覚えていません…
「君は僕を完全にする」
日本語にすると少し違和感のある表現になってしまいますが、英語だと”You make me complete.”「君がいないと自分が自分でなくなってしまう」、「君がいてはじめて満たされる」というような意味で、最上級の愛情表現のひとつではないでしょうか。
おわりに
今回ご紹介したセリフは欧米人男性をパートナーにもつ女性なら「あるある!」と思うようなものもあったのではないでしょうか。欧米人男性は日本人男性がなかなか言わないこと、また日本語で言われても恥ずかしくて困ってしまうようなことを真顔でサラッと言います。
だからといって、「日本人男性はダメで欧米人男性がいい」なんて言うつもりはありません。「言葉にしなくても通じ合える」という関係もそれはそれで素晴らしいと思います。これはもう文化の違いですよね。
でも男と女は言葉にしないと気付かないうちにすれ違ってしまうことがあるもの。それに、言葉ではっきりと日々愛情を表現してくれるのはやっぱり単純に嬉しいです。日々花に水をやるように言葉という「心の栄養」を与えてくれるダーリンに感謝ですね。