妻はお姫様?ドイツ人男性と結婚してよかった7つのこと

私たちは2017年の3月に結婚した日独夫婦です。

もともと国際結婚願望があったわけではなかった私にとっては、まさかの展開なわけですが「ドイツ人のダーリンと結婚してよかった」と思うことがいくつかあります。

もちろん、私たちの関係は日本人とドイツ人という以前に、一組の男女として成り立っているので、究極的には「何人であるか」は関係ありません。

そうはいっても、ダーリンがドイツ人であることがプラスに働いていると感じることがあるのも確かです。今回はそんな「ドイツ人男性と結婚してよかったこと」をお話したいと思います。

愛情表現が豊か

ドイツ人男性と日本人男性の一番大きな違いのひとつが、愛情表現のしかたです。

もちろん近年は日本人男性でも言葉や態度で積極的に愛情を表現する人が増えつつあると思いますが、ドイツ人男性の場合、付き合いだしたばかりの頃も、出会って何年も経った頃も、ずっと変わらないレベルでたっぷりと愛情を表現してくれます。

ドイツ人男性に限ったことではありませんが、ヨーロッパ人男性は言葉と態度によるわかりやすい愛情表現をとても大切にします

出会って、あるいは結婚して何年経っても、日常的に「愛してる」「いつもありがとう」などと言うのは当たり前。日本人男性が聞くと気持ち悪いと思われるかもしれませんが、ヨーロッパでは何事も言葉や態度で示す傾向が強いので、彼らにとってはごく自然なことです。

日本式の「いちいち言わなくてもわかる」もそれはそれで素敵だと思いますが、やはり女性は普段から愛情たっぷりの言葉をかけてもらうと幸福感が増す生き物です。

お姫様待遇

さきほどの「愛情表現が豊か」にも関連しますが、ドイツ人男性はパートナーの女性をとても大切にします

日本では女性に気遣いが求められますが、ヨーロッパではむしろ男性が女性をケアするのが主流。そのためダーリンも「お茶を淹れようか?」「何かしてあげられることはある?」など、日ごろからきめ細かなサービスを提供してくれます。(これは本人の性格にもよると思いますが)

出会った当初はダーリンの優しさに感動しましたが、最近はこんな状況にも慣れつつあるような・・・日々のこととはいえ、感謝を忘れないようにしたいと思います。

家事はやって当たり前

日本でも若い世代の男性はずいぶん家事や育児をこなすようになってきました。それでも「家事を手伝う」という意識の人はまだまだ多く、「家事は女性中心」という考えから抜けきれていないように思います。

もちろん、夫婦間で考えが共有できているなら、家事と育児は女性中心でもまったく問題ないと思います。しかし、実際には、女性もフルタイムで働いているにもかかわらず、家事の負担が女性に集中するというのは日本ではよくみられる構図ですよね。

その点、ドイツでは「その家で暮らすメンバーである以上家事はやって当たり前」という感覚が主流なので、ダーリンも率先して家事をしてくれますし、料理もしてくれます。

私は料理をするのがさほど好きではないので、毎日食事を作らなくていいというのは時間的にはもちろん、精神的にもとても助かります。

ちなみに、ドイツが女性に優しい社会かというと必ずしもそうではなく、男性が家事をするのが当たり前であるかわりに、女性が自分の生活費を自分で稼ぐのも当たり前です。

時間や約束事は守る

「時間や約束事を守る」というのは日本人にとっては当たり前かもしれませんが、世界的にみれば必ずしもそうではありません。

約束したときはそれがいいと思ったけれど、後から気が変わった(あるいは状況が変わった)」など、時間や約束事を守らないことに対して悪びれない人々もいます

そんな自由でおおらかな生き方も他人事ならいいと思えますが、自分のパートナーがそんな具合だと私にはちょっと厳しいかなと思います。

その点、ドイツ人は「時間や約束は守るのが前提」「もし守れないならその旨を伝えて謝罪する」という日本人に近い感覚をもっているので付き合いやすいです。

先々のことを考える

ドイツ人は日本人と似てやや心配性なところがあるので、行き当たりばったりではなく、先のことまで見越してきっちり計画を立てる人が多いです。

冬が長く、寒さの厳しいドイツでは、計画性がないと昔はそれこそ生存にかかわる問題だったことが影響しているのかもしれませんね。

やはり私自身もある程度先のことを考えて行動する性格である以上、パートナーが「今さえよければ先のことなんて関係ない」というノリだと、一緒にいてストレスが溜まってしまうような気がします。

「今を最大限楽しく生きる」― それは理想であり、憧れでもありますが、バランスが肝心ですね。

ダーリンは少々心配性の傾向が強いので、ラテンのノリのパートナーの話などを見聞きすると「ちょっとうらやましいな」と思うこともあるのですが、実際問題一緒にいてしっくりくるのは計画性のある人なのだろうと思います。

食事にうるさくない

ドイツの食文化の特徴をまとめた記事でも触れましたが、ドイツ人はそれほど普段の食にうるさいことを言いません

日本人男性と結婚している友人からは、旦那さんが前日の残り物を嫌がるとか、煮物の煮加減に文句を付けるといったような話を聞くことがありますが、ダーリンに関しては、私が作る料理に関して文句を付けることは一切ありません。

しかも、ドイツ人は「メイン一品+じゃがいもなどの付け合わせ」といったシンプルな食事に慣れているので、おかずの種類が一種類でもまったく問題なしです。

むしろ私が「汁物がないと嫌」と思ってしまう日本人なので、味噌汁やスープを添えることが多いですが、ダーリンは汁物なしでおかず一品+白いご飯でもまったく気にならないようです。

日々の食事に対するハードルが低いのは、本当に楽でありがたいですね。

ただし、ドイツ人男性をパートナーにもつ日本人女性からは、「自分が渾身の出来だと思った料理に醤油をドボドボかけられた」なんていう話も聞きます。

ダーリンはそのようなことはありませんが、日本人とドイツ人では味覚が違うので、日本人が作る料理はドイツ人には味が薄い、または味がないと感じることもあるようです。

海外に住む経験ができた

これはちょっと毛色の違う話ですが、一時的とはいえ海外に住む経験ができたこともよかったです。

もともと海外に移住したいと思っていたわけではありませんが、ダーリンと出会う少し前(2013年ごろ)から、「仕事を辞めて世界一周した後、海外に住んでみようかな」と思うようになっていました。

当時の移住先候補はマレーシア。アジアのほうが自分にとって居心地が良いことがわかっていたので、「ヨーロッパに住みたい」あるいは「ドイツに住みたい」なんて思ったこともなかったのですが、ダーリンとの出会いでドイツに住むことに・・・

ドイツで外国人(アジア人)として生きていくことは必ずしも心地良いことばかりではありませんが、自分一人だったら視野に入れなかった選択肢が飛び込んできたことには絶対に意味があると感じています。

自分にとって心地良い場所=コンフォートゾーンを抜けたところに成長のチャンスがあると思っているので、ドイツでの時間はきっと私の人生の糧になることでしょう。

おわりに

はっきり言って国際結婚はとても大変です。「この人が自分のベストパートナーだ」という確信とさまざまなハードルを乗り越える覚悟がなければおすすめはできません

それでも、2人の人間性がマッチして、文化の違いがプラスに働くような関係を構築できれば、最高にエキサイティングな2人になれる可能性があります

私たちの「夫婦のかたち」はまだまだ発展途上ですが、私たちにとって一番心地良いスタイルを少しずつ造りあげていきたいと思います。

今回お伝えしたのは、あくまでも一般論とダーリンの場合の話であって、ドイツ人男性がみんなこうだというわけではありませんのであしからず。

私たちの場合、ダーリンはドイツ人男性のいいところと日本人男性のような部分を兼ね備えた性格なので、付き合いやすく、なんともありがたい限りです。