19歳のダーリンと出会って2年たった今、ドイツで暮らす私が思うこと

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

普段あまり自分の思いをつらつら書くようなことはしませんが、今日(2016年8月26日)はダーリンと出会ってちょうど2年。2年前の今日、すべてを変えるきっかけになる出来事が起こったのです。ということで、私たちのこれまでや今の心境をつづっておきたいと思います。

正直なところ、「もう2年も経ったのか!」という感じです。とはいえ、この2年間本当に色々ありました。

当時19歳だったダーリンと出会って一日で恋に落ちたはいいものの、ダーリンは一時的にワーホリで日本に滞在している身。

東京で一緒に暮らしていた頃は、「これから大学に進学して、しかも大学院まで行くなら職に就くのは一体いつになるの!?」と将来を思うと気が遠くなったこともあります。それをダーリンに言ったら、「君の幸せを考えたら他の相手を見つけたほうがいい」と言われたこともありました。

でも、他の人じゃ意味がないんです。ダーリンは私にとって替えのきかない存在だから、こうして今も一緒にいるのです。

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出会って2ヵ月足らずで結婚の約束をしましたが、ダーリンがどこで大学に通うのかが問題になりました。日本での大学進学も考えましたが、ドイツなら学費は無料だし、日本の名門大学に通えるほどの日本語力はまだないので、やはりドイツの大学に通うのがベストと判断しました。

そして2015年6月に6年間勤めた会社を退職し、5ヵ月間のアジア横断旅行を経て、2015年11月にドイツに移住したのです。

ちなみに5ヵ月間のアジア旅行の前半はダーリンと一緒でした。しかし大学が始まる前のタイミングでダーリンはドイツに帰らなければならず、インドで一旦お別れとなりました。

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「ブルーシティ」と呼ばれるインドの街、ジョードプルの駅で、大勢のインド人にじろじろ見られながら(インドでは異人種カップルは日本以上に注目されます)涙の別れをしたのも今となっては良い思い出です。

2015年11月にドイツ生活が始まってからもやっぱり色々ありました。ドイツの食事が合わず体調を崩したり、貯金が減っていく一方の現実に不安を募らせたり・・・(それらの問題は現在は一応解決しています)

このブログを私の不満のはけ口にはしたくないので、ネガティブなことはあまり書かないようにしていますが、今でもやっぱり色々あります。

「なんでこんな田舎で生活しなきゃいけないの」とか、「日本の美味しい食事が食べたいよー!」などで、さほど深刻な悩みはありませんが、海外生活って案外ささいなストレスが多いものです。

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それでも、今の生活は間違いなく幸せです。世界で一番好きな人と気持ちが通じ合っていて、その人といつも一緒にいられるわけですから

「この世界に、これほど自分にぴったり合うパートナーを見つけられる人がどれだけいるだろうか」と考えると、自分は本当に幸運だったと思います。

いつも私のことを一番に考えてくれる愛情深いパートナーをもつのがいかに尊いことか、絶対に忘れないよう肝に銘じなければなりません。

状況を考えると心配でなかったはずがないのに、私たちの決断を受け入れ見守ってくれるそれぞれの両親にも感謝の気持ちでいっぱいです。

また、遠く離れた日本から応援してくれる友人や、会ったことはなくてもブログを読んでくださって、時には温かいメッセージをくださる皆さま、本当にありがとうございます

2年前の今日を境に私の人生は一変しました。仕事も住む場所も、あらゆる環境が変わりました。こうした変化やダーリンとの関係が私の内面に与えた影響もきっと大きいはずです。

その意味で、2年前の私と今の私は別人といえるかもしれません。でも、一方でまったく変わっていないところもたくさんあるはずです。

結局は、どこにいても、何をしていても自分は自分なんですよね。これからも色々な変化があるでしょうが、変わっていく自分も、変わらない自分も、等しく大切にしたいと思います。


振り返ってみれば、出会ったころはまだ少年の面影があったダーリンも、この2年で立派な男性へと変わりました。異国での私の生活をしっかりサポートしてくれる頼りになる存在です。

でもキュートなところは相変わらず。たぶんそれはおじいちゃんになっても変わらないでしょう。

2年前を境に私たちの人生は一変しましたが、これが人生の流れというものであり、運命なのでしょう。(「運命」という言葉を使うあたりにも自分の変化を感じます)

こうして今があることへの感謝と感動を忘れずに、これからも歩んでいきたいと思います。