昨日、3度目のトライでようやくドイツの配偶者ビザを取得することができました。「ダーリンが大学生で収入が少ないことがマイナスに影響するのでは」などと心配していましたが、結局気にしていたことはどうでもよかったことが判明したのです。
3度目の正直でドイツの配偶者ビザゲット
過去に2回、配偶者ビザの申請に出向いたものの、1回目は「ドイツ語A1試験の合格証がないとダメ」、2回目は「顔写真が小さすぎる」「ドイツ人(ダーリン)の住民票が必要」と、事前に問い合わせたときの回答とは違うことを言われ、ビザの取得ができませんでした。
結果的に、2度目の失敗から2日後に無事ビザを取得することができました。結婚手続きからはじまって、ここまで本当に長かったです。
今回、その場であっさりとビザをもらうことができました。ドイツでの役所手続きってうまくいくときは非常にあっけないのですが、その手続きにどんな書類が必要なのかを正確に知るのがとても難しいんですよね。
ビザの有効期限は1年
今回もらった配偶者ビザの有効期限は1年。私の場合、ワーキングホリデービザと同じパスポートに貼るステッカータイプのビザです。
「ドイツにおける初回の配偶者ビザは3年」という事前情報があったので、「短いなー!」と思いましたが、私の場合ドイツに住むのはちょうどあと1年ぐらいの予定なので、ちょうどいいのかもしれません。
ダーリンが学生であることは特に問題にならなかった
それにしても、今回事前情報にあった3年ではなく、有効期限1年の配偶者ビザが発給された理由が「謎」なんです。
最初は「ダーリンが学生だからなんだろうな」と思ったのですが、考えてみれば、今回の手続きのなかでダーリンの身分を明かすタイミングはありませんでした。
それに絡んで事前にメールで問い合わせたことはありましたが、メールでやりとりした担当者と、実際にビザ申請に出向いたときの担当者は違う人でしたし、すべての問い合わせ内容を担当者間で共有しているとも思えません。
ビザの申請書にはダーリンが学生であることを記入していませんし、学生証を見せたこともありません。そもそも、事前に必要だと言われ持参したダーリンの収入証明の提示を求められることすらありませんでした。
配偶者ビザ申請にあたって一番不安だったのが、ダーリンが学生であることでした。
それを理由にビザの発給を断られることはないにしても、追加の書類を出せと言われることはありそうだなと思って、事前にドイツ人が学生(収入が少ない)場合、それが問題になることはあるか、問い合わせをしたことがあったんです。
それに対する外国人局の担当者の回答は「ドイツ人が学生であることは、配偶者ビザの発給可否には影響しない」というもの。実際に、ダーリンが学生であることを理由に、私の収入証明等の追加書類を求められることもありませんでした。
意外にも、ドイツ人の収入の多寡は実はそれほど重要ではないようです。ただし、地域や担当者が異なれば、また違った見解もあるかもしれないので、絶対とは言えませんが。
【2017.08.27追記】
SNSでコメントをくれた方の情報によると、ドイツの市によっては、国籍に関係なく初回の配偶者ビザは1年と決まっているところがあるそうなので、私の場合もそのパターンなのかもしれません。
実はどうでもよかった顔写真のサイズ
2回目に配偶者ビザの申請に行ったときに、発給を断られた理由のひとつが「私の顔写真のサイズが小さすぎる」ことでした。
どうも4.5×3.5センチメートルが規定のようですが、私が持参した顔写真は規定より5ミリずつ小さかったのです。
ところが、実際にビザに印刷された写真はもともとの大きさよりずいぶん縮小されていて、「小さすぎるからダメ」と言われた写真よりも明らかに小さくなっていました・・・
実際的には問題ないのに、規定をクリアしていなければダメなものはダメというところに、ルールに厳格なドイツらしさを感じますね
おわりに
私が心配したところはまったく問題にならず、意外なところでダメ出しをくらった今回の配偶者ビザ申請。やはりドイツのお役所の対応はなかなか予想できません。
とにもかくにも、これで当面の心配事が消えたので、本当にほっとしています。