ドイツの市庁舎で過去をほじくり返され、ダーリンの愛の大きさを実感した話

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

昨日の記事「ドイツ人ダーリンとの結婚への道、vol.2~書類翻訳、そして市庁舎へ~」で、ドイツ人と結婚するとき、ドイツ国内で結婚歴のある人はドイツで離婚の承認を受ける必要があるということを書きました。

それを機に改めてダーリンの愛の大きさを実感したので、今日はそのことについてお話します。

なぜかドイツが日本での離婚を「承認」

アポスティーユ(外務省の認証)取得、ドイツ語に翻訳済みの結婚当時と現在の戸籍謄本をドイツの市庁舎に持っていき、その場で色々とヒアリングされます。
子どもはいたか(いません)、離婚の手続きの方法、相手の現住所(知りませんが)などなど…

ふだんは自分が過去に結婚していたことなんてほとんど忘れているくらい現実感がなくなっています。
とはいえ、さすがに色々あったので楽しくもない過去のことをそうやってほじくりかえされると精神的に消耗します。
(関連:「人生のどん底のだった結婚生活から私が学んだ5つの人生のレッスン」)

無事独身に戻った日、「やっと解放された!これで新しい人生が歩める」と思ったけど、こんな形でついて回るとは。

公的な手続きに関しては明かに性悪説がベースのドイツ。
色んなことがなんとなく性善説にもとづいていて、たいていのことはそれで回っている日本とは大違いだと、つくづく感じました。

 

ダーリンの愛の大きさを実感

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市庁舎での一時間超のやりとりの後はぐったりとしていた私ですが、帰宅してからしばらくするとダーリンへの感謝の気持ちが膨らんできました。

日本人同士の結婚ならば、婚約者が過去に結婚歴があると知っても、その詳細まで知る必要はほとんどないはずです。

でも、ダーリンは結婚手続きのための私の過去の戸籍謄本も見ていて、内容もほとんど理解しています。
相手の名前や生年月日など、普通なら知らなくてもいいことを知っているのです。

ダーリンは私が過去の結婚生活で苦しんだことも知っているので、そんな具体的な情報を知って気分がいいはずはありません。
しかもそれらの情報についてダーリン自身が市庁舎の担当者に説明しなければならない場面もありました。

でも、ダーリンは不快感や嫌悪感をいっさい見せたことはなく、いつもの優しくて穏やかなダーリンのままです。

私の過去を一緒に背負ってくれてありがとう」と心から思いました。

私が過去の結婚について打ち明けたとき、「僕は今の君が好きだから過去のことが自分の気持ちを左右することはない」と即答してくれたその言葉が真実だということはダーリン自身の行動が証明しています。
(関連:「19歳のダーリンに自分の過去を打ち明けた日」)

まだ20歳なのに、時々びっくりするほどの包容力を見せることがあるダーリン。
純粋に「スゴイな…」と思います。その笑顔にどれほど癒されてきたか。

本当に、ダーリンは私の宝であり、誇りです。
だからやっぱり私は世界一の幸せ者なんだと思います。

でも、自分で思うだけだから「世界一の幸せ者」は何人いたっていいんです。
誰もが「自分は世界一の幸せ者だ」って思えるような恋をしたら世界はもっと平和になるだろうなとふと考えたり…

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