19歳のドイツ人ダーリンとわずか1日で恋に落ちて

リオ五輪閉会式の「安倍マリオ」に日本のソフトパワーの底力を見た!

time 2016/08/23

リオ五輪閉会式の「安倍マリオ」に日本のソフトパワーの底力を見た!

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

リオデジャネイロオリンピックが閉幕しましたね。今回のオリンピックの中継などは一切観ていない(ドイツに来てから一切テレビを観ていない)私にとっては、いつの間にか始まっていつの間にか終わったようなオリンピックだったのですが、それでも日本選手団の活躍ぶりは伝わっていました。

さらに話題になったのが閉会式での東京オリンピックのプレゼンテーション。今日はこのプレゼンテーション、いわゆる「安倍マリオ」の演出についてお話したいと思います。

予想を超えた!リオ五輪閉会式の日本のプレゼンテーション


私がこのプレゼンテーションの内容について初めて知ったのはネットニュースでした。文字情報のみだったので、「面白いことをやったんだなぁ」という印象のみ。

しかしツイッターで出回ってきた映像を見て仰天しました。日本を代表するキャラクターが共演し、最後には安倍総理がマリオに扮して、閉会式の会場に登場する…「日本こんなことしちゃったんだ!安倍総理こんなことしちゃったんだ!」という驚きでいっぱいになりました。

日本人である私がこの映像が外国人に与える印象を客観的に評価することはできませんが、東京という街や日本という国の魅力がわかりやすく伝わる内容であったと思っています。

実際に「安倍晋三の最高の登場シーンは、東京五輪の興奮の幕開けとしては、これ以上のものはなかった。(米Fortune)」(楽天ニュースより一部抜粋)をはじめ、海外メディアもおおむね驚きと好感をもってこのパフォーマンスを報道しています。

この映像を見て、「東京って、(あるいは)日本って面白そう!」と思った外国人は少なくないはずです。まさに「クールジャパン」の集大成。この映像のクオリティといい、演出全般のインパクトといい、日本人の想像をも超えていたのではないでしょうか。

「安倍マリオ」は日本にしかできない奧の手

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今回のいわゆる「安倍マリオ」の演出は、世界に広く認知されているアニメやマンガといった強いコンテンツをもつ日本だからできたこと他国が真似しようとしてもできることではありません。できるとしたら、ディズニーやアメコミといったコンテンツをもつアメリカぐらいでしょうか。

しかし、アメリカが同じことをしたとしてここまで受けたかどうか…私にはそうは思えません。というのも、アメリカは長年にわたって、ディズニーやアメコミ、ハリウッド映画といった自国のコンテンツを戦略的に他国に売り込んできました。その結果として東京ディズニーランドやUSJがあるわけですよね。

アメリカが自国のコンテンツを総動員して世界にアピールしたところで既視感しかなく、新鮮味も意外性もないのです。

一方の日本は、世界に愛される強いコンテンツをもちながら、それらを国策として強力に売り込むことをしてきませんでした。「優れたコンテンツをもちながらアピールが下手」というのは日本のソフトパワーを高めるにあたっての課題として以前から指摘されていたことです。

だからこそ、国際的に注目されるオリンピックの閉会式という舞台で、日本が誇るキャラクターを動員して国家的にアピールしたことに強烈な新鮮味があったのです。

今まで出してこなかった伝家の宝刀をついに出してきた!という感動ですね。むしろ、この瞬間のために今まで出し惜しみしてきたのではないかと思うほど…(もちろんそんなことはないと思いますが)

「安倍マリオ」は堅物な日本人がやったからこそ面白い

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「安倍マリオ」の演出は、今まで国家として戦略的にアピールしてこなかったアニメやキャラクターを全面に押し出してきた新鮮味以外に、もうひとつの意義があると思っています。それは、海外ではなにかと「真面目で堅物」というイメージを持たれがちな日本人がやったからこそ面白いということです。

さきほどアメリカが同じようなことをしても既視感があって新鮮味がないという話をしましたが、この点でも同じことがいえると思います。アメリカはユーモアを大切にする国で、ユーモアのセンスはアメリカ大統領に求められる素質のひとつ。日頃からジョークを飛ばしているアメリカの政治家がキャラクターに扮したところで、それほどの驚きはありません

でも、「真面目でユーモアがわからない」と思われていることも少なくない日本人がやると、「日本人も案外遊び心あるんじゃん!」ということになります。冒頭にお話しした「日本こんなことしちゃったんだ!安倍総理こんなことしちゃったんだ!」という私の驚きの理由もここにあります。

この閉会式の演出を機に、現在の日本の総理が「アベ」という名前であると認識するようになった外国人は少なくないはずです。「一国の首相がキャラクターに扮するなんて…」という批判もわかりますが、「まぁそんな堅いこと言わずに」と言いたくなりますね。

安倍総理に対しては言いたいこともありますが、マリオに扮する決意をした安倍総理の勇気(?)には拍手を送りたいと思います。

おわりに

今回のプレゼンテーションは、「次回のオリンピックはTOKYOだよ!」というアピールとしてはこれ以上ないほどの効果があったと思います。

ダーリンは「元号が変わって(天皇陛下生前退位の話が出ているので)、オリンピックもあれば日本経済も良くなるかもね」と言っていました。確かに前回の東京オリンピックは誰もが日本の明るい未来を信じていた、ある意味で日本の黄金時代。

私は高齢化、人口減少などを考えると日本の将来に明るい未来を描くことはできずにいましたが、それではいけないのかもしれないと思います。

若者は国家の未来を創っていく世代。それが揃いも揃って「日本の将来は暗い」なんて言いながらネガティブな傍観者の立場をとっていたら、明るい未来なんてあるわけないですよね。

私個人レベルで何ができるのかはまだわかりませんが、諦めて悲観するのではなく、どこかに希望の糸口を見つけることを忘れないようにしたいと思わせられました。

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はるぼぼ

はるぼぼ

旅するライター&ブロガー。 会社員時代にドイツ人のダーリンと恋に落ち、ドイツ移住を決意。退職、5ヵ月のアジア横断旅行を経て、2015年11月ドイツ生活をスタート。ドイツを拠点に各国を飛び回り執筆中。 お問い合わせはharubobonikki@gmail.comまで! [詳細]

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