【国際結婚】ドイツ在住なのに日本で挙式、こんなところが大変でした

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

先日、京都の吉田神社で結婚式を挙げたことをご報告しました。

身内だけの小さな式ではありましたが、ドイツに住んでいながら日本での挙式、しかもダーリンが外国人ということもあって、挙式の準備は意外に大変でした。

今回は、一見華やかな結婚式の裏側でバタバタしていた模様をお伝えします。

業者とのやりとりはすべて私一人で

今回私たち2人が結婚式を挙げたのは、京都の吉田神社。挙式のプロデュースは、京鐘(想い出結婚式)さんにお願いしました。

ダーリンがドイツ人なので、挙式の日程から参列者の連絡、衣装、挙式費用の振り込みまで、結婚式にかかわる打ち合わせや連絡、手配等はすべて私がほとんど一人で行うことに

「日本の神社で挙式」と決めたときは、その決断が私一人でほとんどすべての準備を行うことを意味するとは気づいていなかったので、それを悟った瞬間は、「トホホ…」でした。

ダーリンの出番はというと、写真のオプションを決めるときに相談したり、食事会のレストランの候補に対する意見を聞いたりと、基本的に私が色々な情報を得たり、探したりした後、最終的に決める前に相談するときだけでした。

しょうがないのですが、2人の結婚式なのにほとんど1人だけが動いているという奇妙な状況。

ダーリンは「僕に手伝えることがあったら言ってね」と言ってはくれましたが、まだ日本語力が不十分なだけでなく、日本の結婚式にまつわるさまざまな慣習や常識も知らないドイツ人のダーリンには無理な相談です。

それはダーリンが悪いわけでもなんでもなく、日本で挙式をすると決めた時点で覚悟しておかなければならなかったことなのですが、当時の私は軽く考えてしまっていた気がします。

私のように、「国際恋愛・結婚で相手の国に住んでいるけれど、結婚式は日本にしようと思っている」という皆さん、よほどパートナーが日本語堪能で日本のさまざまな事情に通じていない限り、挙式準備の負担がほとんどすべて自分にのしかかってくることを覚悟しておいたほうがいいですよ。

挙式後の食事会場に散々悩む

あまり大げさにしたくなかったので、披露宴はせずに挙式後に食事会をすることにしたのですが、この食事会場に散々悩みました。

もちろん、食べログや一休、ヒトサラなどのグルメサイトでひたすらレストランを探したのも私一人。国際結婚夫婦が、2人が住んでいない国で結婚式を挙げるってけっこう孤独な闘いです。

今となっては、「私一人でよくやった」という気持ちがあり、一人で奮闘していたことに対して後悔も恨みもなにもありませんが。

当初、ダーリンの両親が生魚などに慣れていないドイツ人ということもあって、「ザ・懐石」のような料理には抵抗があるかもしれないと思い、京都の食材を使った一軒家の町屋フレンチがいいのではないかと思いました。

しかし、人数が私たち2人を含めて11名という中途半端な人数だったため、お店選びに難航・・・

いくつか目をつけた町家フレンチのお店があったのですが、それらのお店はあまり規模が大きくないために、個室なら8名までの少人数限定、一方貸し切りは20名以上といった条件でした。

11名という人数は、「小規模なレストランの個室に収まるには多すぎ、店を貸し切るには少なすぎる」という中途半端な人数だったのです。

そこで、とにかく味重視の当初の方針を変更し、色々考えた挙句、リーガロイヤルホテル京都にある懐石フレンチ「グルマン橘」の個室にしました。

町家を改装した一軒家レストランに比べれば雰囲気は劣りますが、和の食材や調理法を取り入れたライトなフレンチで、ダーリンの両親だけでなく、「普通のフレンチは重い」という私の親戚にも喜ばれました

「結婚式後の食事会」ということを伝えていたら、サプライズでデザートプレートとバラの花を用意してくれていたのでとっても嬉しかったです。やっぱりこうした心づかいがあるとないとでは、印象ががらっと変わりますね。

衣装店に2度も足を運ぶことに

結局黒にしましたが、グレーや白の羽織も見ました

結婚式の衣装というのは、新郎新婦が2人で衣装店に出かけて選ぶことが多いと思いますが、私たちの場合そうはいきませんでした。

花嫁の衣装は選択肢が多いので、まずは私の希望に合った衣装の写真をメールで送ってもらい、その中から3点を仮押さえしてもらいました。そして、日本に帰国した3月上旬、衣装店に行って、最終的に一点を選びました

しかし、私が衣装店に行った3月上旬はダーリンはまだドイツに。ダーリンがようやく京都に来たのは挙式2日前というギリギリのタイミングで、その日にまた衣装店に行ってダーリンの衣装を決めました

この衣装店が市内中心部からやや離れていて不便な場所にあったので、これが意外に面倒でした。

ダーリンが自分で行ってくれればいいのですが、言葉の面での不安が残るうえ、プランナーさんとのやりとりをすべて私が一人でしていた以上、私だけが把握していることも多く、ダーリンを一人で行かせるには無理がありました。

結局、初来日のダーリンの両親と4人でタクシーに乗って衣装店に行き、ダーリンの両親にとってもユニークな体験になったのでこれはこれでよかったのかなと思います。

生花の髪飾りを自分で用意したら大忙し

今回思いのほか面倒な事態を引き起こしてしまったのが、「髪飾りを生花にして、しかも花を自分で調達する」という選択です。

プランナーさんとの打ち合わせの中で、「髪飾りは生花をつけてもいいですよ。ご自分で用意されたものをつけることもできます」と言われ、「生花の髪飾りなんて素敵!」と思い、自分で用意したほうが圧倒的に安そうだったので、軽い気持ちで「じゃあ自分で生花を用意します」と言いました。

どんな花をつければいいか、実際に花を見てみないとイメージがわかなかったので、事前に注文せず、「挙式の前日か前々日に花屋さんに行って、あるものの中から選べばいいや」と思っていましたが、実際に花屋さんに行ってみるとこの考えが甘かったことがわかりました

さすがに挙式の前日まで引っ張るのはリスクが高いと思ったので、前々日に花屋さんめぐりに出かけたのですが、洋風の花が多く、なかなか色打掛に合うお花が見つかりません。

結局、京都市内の花屋さんを8軒ほど周ってお花を買い集めました。とある花屋の店員さんにそんな話をしたら、「今は送別会シーズンで、洋風のお花が売れる時期なので、和装に合うお花は見つかりにくいかもしれませんね」と言われました。なるほど・・・

最終的に使った生花は、赤のダリアと、白のトルコキキョウ。白とピンクと黄色の中間サイズのポンポン菊と、グリーンのミニサイズのポンポン菊です。参考までに、トルコキキョウは和洋どちらの衣装にも合いますし、ダリアやポンポン菊は和の雰囲気が出ておすすめです。

今回私が周った京都の花屋さんのなかでは、京都駅ビルの青山フラワーマーケットが一番和装に合いそうなお花が充実していました。

生花の髪飾りは、単にお花の茎を短く切るだけでなく、保水をしたうえで茎にテープを巻いたり、場合によっては針金を通したりしなければならないので、時間に追われたくない方は、多少お金がかかってもプロにお願いしてしまったほうがいいかもしれません

挙式準備の反省点

挙式準備をしていた頃の自分を振り返って反省するのは、「小さな結婚式だから準備もたかが知れているだろう」と思っていたのに、思いのほか面倒で、精神的余裕をなくしてしまっていたことです。

ダーリンが悪いわけではないし、しょうがないとわかっていながらも、「なんで私だけが1人でこんなに働いてるの!?」と思ったこともありました。

でも、それってとてももったいないことなんですよね。

結婚式を挙げるのは誰に強制されたわけでもなく、2人が自分たちの意思で選んだこと。人生で最も思い出深い日のひとつになるであろう結婚式の準備は、本来楽しいもののはずです。

でも、私はそれを十分に楽しめていませんでした。

結婚式が近づいてきてやっとそれに気づき、「もうちょっと余裕をもって楽しんでやらないともったいない」と思いましたが、結婚式直前は、ダーリンの衣装を決めるための衣装店訪問、ダーリンの両親との京都観光、生花の準備等で慌ただしいまま当日を迎えてしまったのがちょっと心残りです。

「結婚式直前の花嫁は、ホテルや自宅でじっくりと肌やボディのケアをしながら、その瞬間が来るのを楽しみに待っている」というイメージだったのですが、それは私の妄想だったのでしょうか

会社員の人は直前まで仕事をしている人が多いことを考えると、実際には時間と心に余裕を持って当日を迎えられる花嫁さんのほうが少ないのかもしれません。

まさに「理想と現実は違う」です。

ゆっくりとその日を迎えられなかったのが残念だったと思う気持ちがある一方で、挙式当日の朝、必死に生花の茎にテープを巻いたり、「時間がない!」と言いながらなんとか準備を整えてホテルを飛び出したのは、今となってはいい思い出。

花嫁って白鳥のようなもので、表面は優雅でも裏ではバタバタしてるんですよね

おわりに

実際に経験してみると、イメージのなかの花嫁像と現実は異なる部分も多いことが判明した挙式準備。

また、小さな結婚式であってもいざ準備に着手してみると、思いのほかたくさんやることがあって、「結婚式というのは、地味にしてもそれなりに大がかりになるものなのだなぁ」と実感しました。

ダーリンが外国人ということでほぼ一人で準備したこともあって、なかなか大変ではありましたが、人生初の経験。

おそらく2度目はないでしょうから、その瞬間は大変でも、それも含めていい経験、いい思い出になったと思います。