こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
日本で外国人パートナーと出会ってそのまま二人で日本で暮らし続けるカップルもいますが、相手の国に移住するというパターンも少なくありません。
特に女性が相手の国に移住するケースが多いようです。
そして私も国際恋愛によってドイツに移住したひとり。
今日は、「国際恋愛でパートナーの国に移住した人が絶対に言ってはいけないこと」をお話したいと思います。
海外生活はラクじゃない
日本で生まれ育っていると、海外生活ってなんとなく華やかなイメージがあります。
移住先がヨーロッパだったりするとなおさらですよね。
でも、現実はそんなに華やかなものではありません。
私が暮らすドイツなんて、娯楽も少なくライフスタイルはびっくりするほど質素です。
「100年前から大して生活様式が変わってないんじゃないの」と思うほど。
都会なら違ったかもしれませんが、私が住んでいるような地方の街だと本当に出かけるところがありません。
その上、言葉の壁もあるし、はじめは友達もおらず仕事もないことが多いので、海外移住した人は多かれ少なかれ孤立感を感じるはずです。
私ももちろんそうです。
私にとってダーリンと一緒にいることが何より大切なので、日頃はハッピーでいられますし、日常の中でできるだけ楽しみを見つけようともしています。
とはいえ、何かの拍子に「何でこんな何もないところで暮らさなきゃいけないんだ」と思うこともあります。
それでも、「どんなに落ち込んでも絶対口にしない」と決めていることがあります。
「好きで来たんじゃない」が二人の関係を壊す
それは、「好きで(この国に)来たんじゃない」という言葉。
私は積極的に「ドイツに住みたい!」と思ってドイツに来たわけではありませんが、「二人の今後を考えたら一時的にでも私がドイツに移住することがベストだ」と判断し、自分の意思でドイツに来たのです。
誰に強制されたわけでもありません。
だから積極的にドイツに住みたくて来たわけではなくても、やっぱり「好きで来た」ことになると思うのです。
「好きで(この国に)来たんじゃない」という発言は、自分自身の選択に対する責任を放棄し、すべてをパートナーに押し付ける行為です。
パートナーを傷つけ、罪悪感と重圧を感じさせることになり、二人の関係に大きなヒビを入れることにもなりかねません。
たとえ言った本人にとっては「一時の勢い」、「言葉のあや」だったとしても、言われた側にはもやもやしたものが残ってしまうと思うのです。
だから私は「好きで来たんじゃないという言葉は絶対口にしない」と、ドイツに来る前から固く心に誓っていました。
それって、「パートナーの国に移住する」と決めたときの自分自身をも否定する言葉ですよね。
女性はホルモンの周期もあって感情的にならないのが難しい生き物です。
だから、一切落ち込まない、感情的にならないといのは不可能ですが、「好きで(この国に)来たんじゃない」という破壊的な発言だけはしないようにしたいものです。
いつでも「100%ポジティブ」なんて無理です。時には弱音を吐いてもいいんです。
でも、「周りの人の言っていることもわからないし、友達もほとんどいなくて寂しい」くらいにしておきましょう!
そうすれば、パートナーにも何が問題なのかがわかるので、二人で事態を好転する方法を見つけられるはずです。
一緒にいられることへの感謝を!
落ち込んでしまったときは、海外生活への不満ではなく、パートナーと一緒にいられることへの感謝にフォーカスしたいものです。
世の中にはさまざまな事情で大切な人と一緒にいられない人たちもいます。
それを思えば、大切な人と日々一緒にいられるというのは最上級の幸せだと思いませんか?
だから、孤立感や不満を抱えていたとしても、「あなたと一緒にいられて幸せ」と口にしていればパートナーとの関係も良好に保てますし、「幸せ」と口にすることで本当に幸せな気持ちにもなれます。
寂しい気持ちや辛い気持ちを感じながらも「あなたといられることが幸せ」と言ってくれる女性に対し、男性はいっそうの愛情を感じてしまうものです。
パートナーと一緒にいられる幸せにフォーカスしつつ、現地の言葉を学ぶ、国際交流サークルに参加するなど、問題を解決するための具体的な行動を少しずつ積み重ねていくことがハッ ピーな海外生活を送る秘訣なのです。