2018年に旅した場所総まとめ & 2019年に行きたい場所

  • 2018年12月28日
  • 2021年5月27日
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つい最近ベトナムから帰ってきたばかりで、気づけば年末。

今日は2018年に旅した場所の振り返りと、2019年に行きたい場所を公開します。これがみなさんの旅のヒントになれば幸いです。

ドイツや日本で日帰りや2~3泊程度で出かけた場所はほかにもありますが、すべて書いているときりがないので、ある程度まとまった期間の旅行だけを記載しました。

2月:タイ

バンコクナイトマーケット
バンコクのナイトマーケット「タラートロットファイ・ラチャダー」

日本への一時帰国を前に、2週間弱一人でバンコクに滞在しました。バンコクのみで10日以上とゆったりとした日程だったので、穴場的観光スポットや現地の人にも人気のカフェやレストランを周るなど、暮らすように滞在。

実はタイもバンコクもこれで3度目。2度目の印象は必ずしもいいものではなかったのですが、3度目の一人旅でバンコクの人のあたたかさにふれ、バンコクが好きになりました

3月:日本

伊根
伊根の舟屋群

3月は、京都での結婚式というイベントがあったので、ドイツから日本に一時帰国。ダーリンの両親も来日し、4人で2週間ほど関西を周遊しました。具体的には京都市内から、綾部や伊根、天橋立へと京都を北上し、城崎温泉を経由して姫路へ向かうコースでした。

ダーリンの両親はこれが初めての日本だったので、古い街並みはお寺あり、城あり、自然あり、温泉ありと、かなりもりだくさんのプランに。(旅行計画は私が立てました)

義理の両親(しかも外国人)との旅行は、気楽でない瞬間もありましたが、日本を好きになってくれたようで嬉しかったです。

4月:ドイツ

朝のローテンブルク

4月には、仕事としてドイツのロマンティック街道を10日ほどかけて旅行。ロマンティック街道もやはり3度目でしたが、人気観光地として確立されているだけに、旅行もしやすいですし、何度訪れてもいいものです。

ヴュルツブルク、ネルトリンゲン、ローテンブルク、アウクスブルク、フュッセンの5都市に2泊ずつ滞在したなかで、最も印象的だったのがローテンブルク。3度目のローテンブルクにして、初めての宿泊だったのです。

日中は観光客でごった返すローテンブルクですが、朝と夜は静かで中世都市の雰囲気が濃厚に。日中とはまったく雰囲気が違います。宿泊することで、いままで見えてこなかった素朴なローテンブルクの表情が見えた、感動的な旅でした

5月:マルタ

ヴァレッタ
海上から見たヴァレッタ

5月には、以前から憧れていたマルタへの訪問が実現。日本ではあまりメジャーではないマルタは、地中海に浮かぶ小さな島国。最も大きいマルタ本島は、聖ヨハネ騎士団が拠点にした騎士団の島として知られています。

私がマルタに憧れていた最大の理由は、首都ヴァレッタでした。まるで海に浮かぶ要塞島のようなヴァレッタは、騎士団が築いた世界遺産の要塞都市。映画のワンシーンのような別世界のような光景が当たり前に存在している、ものすごい街なのです

いままで数多くのヨーロッパの歴史地区や旧市街を見てきましたが、ヴァレッタは、ほかのどの街にも似ていない独特の景観をもつ街で、ただ歩くだけで感動の連続でした

私は街歩きが好きなので、ヴァレッタが一番印象に残っていますが、マルタの海は世界でも有数の透明度で知られているので、ビーチ好きにもいいですよ。

5月:アゼルバイジャン

アゼルバイジャン
バクー旧市街にて。まだ外国人が珍しいので、子どもたちに囲まれました。

同じ月にマルタ旅行の後で訪れたのが、アゼルバイジャン。「アゼルバイジャンってどこ?」と思った方も多いかもしれません。アゼルバイジャンは、ロシアと中東に挟まれた「南コーカサス」と呼ばれる地域に位置する国です。

産油国であるアゼルバイジャンの首都バクーは、「コーカサスのドバイ」とも呼ばれたほど、オイルマネーで奇抜な近代建築が次々と建てられている都市。ヨーロッパ的でもあり、中東的でもある、古くもあり新しくもある、つかみどころのない面白い街でした。

アゼルバイジャンは、まだまだ観光客が少ない国だけに、日本語はもちろんのこと、英語の情報すら少なく、苦労したこともありましたが、レアな国に行く機会が得られたのはありがたいことです

5月:ジョージア

ジョージア
ツミンダ・サメバ教会。まさに孤高です。

アゼルバイジャン同様、ジョージア(旧グルジア)も南コーカサスの一国。アゼルバイジャンと続けて訪れ、アゼルバイジャンから陸路でジョージア入りしました。

日本ではジョージアもやはりマイナーな国ですが、自然豊かで物価が安く、治安も比較的いいとあって、ロシア人やヨーロッパ人のあいだでは人気の観光地です。

古くから文明の交差点だっただけに、首都のトビリシはキリスト教とイスラム教の文化が入り混じるモザイクのような街。旧市街の街並みはとてもユニークで、個人的にはいつ世界遺産になってもおかしくないように感じました

ジョージアで最も感動したのが、「限りなく天国に近い教会」といわれるカズベキ村のツミンダ・サメバ教会。標高5000メートル級の山々をバックに、2170メートルの山頂に建つ教会の神々しさといったら・・・!自然と人工物が織りなす、いままでで最高の絶景のひとつです

5月:アイルランド

ダブリン
ダブリンのテンプルバー地区

ヨーロッパの主要国はだいたい制覇していましたが、まだ行ったことがなかったのがアイルランド。アイルランドの神髄は地方の自然にあると思うのですが、今回は首都のダブリンのみ。

雰囲気はやはりイギリスに似ているところがありますが、ダブリンはロンドンと比べるとずっとコンパクトな街。個人的にはそれほど好みではありませんでしたが、パブでわいわいアイリッシュビールを飲みたい人にとっては楽しい街ではないでしょうか。

6月:ドイツ

マイセン旧市街
対岸から見たマイセン旧市街

6月は、ドレスデンとマイセンを仕事で訪れ、その後ベルリン個人旅をくっつけました。

ドレスデンは「ドイツの京都」とも呼ばれる東ドイツの古都。第2次世界大戦で旧市街の大部分が破壊されましたが、戦後見事に復元されています。いつも思うのですが、ヨーロッパの人々の古い街並みを守ろうとする意識や行動は、敬服に値しますね

マイセンは、いわずと知れたマイセン磁器の里です。エルベ河畔から眺める、高台のアルブレヒト城が美しい!マイセンはとにかく磁器で有名ですが、旧市街も素敵なんです。もちろん、マイセン磁器工場の見学用工房にも訪問。緻密な職人業に感激しました。

7月:ベルギー

ブリュッセルのグランプラス
世界遺産、ブリュッセルのグランプラス

次に紹介するノルウェーへのフライトが安かったこともあって、7月には以前も訪れたベルギーの首都ブリュッセルを再訪。

ブリュッセルは、多くの見どころがコンパクトにまとまっていて、一日でも充実した時間が過ごせるので、個人的にも好きな街のひとつです。「世界で最も美しい広場」とも称される、グランプラスは何度見ても素晴らしいですね

ブリュッセルからアントワープに日帰りして、「フランダースの犬」で有名なアントワープ大聖堂も見てきました。以前行ったので今回は行きませんでしたが、ブリュッセルからの日帰りなら、世界遺産の街ブルージュもとてもおすすめです。

7月:ノルウェー

ソグネフィヨルド
ソグネフィヨルド

物価が高いこともあって敬遠しがちなスカンジナビア。そのなかでも特に物価が高いといわれるノルウェーにとうとう行ってきました。行き先は、オスロとベルゲン、そしてベルゲンからの日帰りソグネフィヨルド。

フィヨルドは良かったですが、やはり物価の高さには衝撃を受けまくりでした。テイクアウトのサンドイッチが1000円、スーパーのポテトチップスが500円(買ってませんが)など・・・やっぱり行くなら物価の高すぎない国のほうが精神衛生上いいですね。

7月:ポーランド

グダンスク
グダンスクの旧港

ノルウェーからドイツに帰る前に、ポーランドにも立ち寄りました。ポーランドは2度目。ワルシャワやクラクフなどは以前訪れているので、今回は、どうしても行ってみたかったバルト海沿岸のグダンスクとマルボルク城に行きました。

グダンスク・・・もう最高です!とにかく街が美しいのですが、単に美しいだけじゃなく、重厚で、高貴で。「さすがはハンザ都市」といいたくなる雰囲気がありました。

グダンスクはほかのポーランドの観光地からは離れているので、少々行きづらいのですが、時間をかけてでもわざわざ行く価値があります。

10月:台湾

鹿港
中部の街、鹿港

7月末にドイツから日本に帰国して、しばらく旅行はありませんでしたが、10月に行ったのが台湾。このときはダーリンと2人旅で、私にとってはすでに4度目の台湾でした。

台湾は、日本に比べると観光資源が多いとは思いませんが(そもそも面積が違いますし)、近いし、ご飯もおいしいし、物価も高くないしで、とにかく気軽に行けるところがいいですよね

ただ、ダーリンと私は趣味が合わなすぎて、旅先でケンカになることも多いので、今度は揉める要素のなさそうなリゾートに行きたいです・・・

11月:韓国

イクソンドン
ソウル、イクソンドンの韓屋村

11月には、一人で韓国のソウルと釜山を訪れました。韓国は2度目で、前回訪れたのは1月のソウル・・・とにかく寒かった記憶と、「東京に似てる」と思った記憶しかありませんでした。

韓国って、観光資源が少ないイメージがあって、足が遠のいていたのですが、やはり日本に帰ってくると近場なので目が向きます。

約10年ぶりに行った韓国は、なかなかに楽しかったです。昔はなかったフォトスポットも誕生していますし、個性的なカフェもたくさんありますし。観光資源が多くはないのは確かですが、日本からの気軽な女子旅には悪くはない場所です。

12月:ベトナム

バインセオ
南部ベトナム名物、バインセオ

つい先日行ったのが、ベトナムのホーチミン。ベトナムは3度目、ホーチミンは2度目です。ホーチミンは9年ぶりだったので、私の記憶にあるホーチミンとはずいぶん街並みが変わっていました。

カフェなどのおしゃれスポットが続々と誕生していて、それらをめぐるのは楽しかったですし、とにかくご飯もおいしかったのですが、バイクの洪水には辟易しました。信号のない道路のほうが多いので、道を渡るのが冗談抜きで恐怖なのです

バイクの洪水は前から有名でしたが、9年前よりひどくなっているような・・・現在建設中の地下鉄が、早く完成しますように。

おすすめはマルタとポーランド

ヴロツワフ
ポーランドの小人の街、ヴロツワフ

2018年に行った場所で、おすすめを挙げるとすれば、マルタとポーランド今回行ったのはグダンスク周辺だけでしたが、街並みが美しく、治安が良く、物価が安く、旅行がしやすいポーランドは全般的におすすめです

「ドイツは?」と思われたかもしれませんが、ドイツは客観的に見ることが難しいので除外させてください。もちろんドイツも旅先としておすすめはできるのですが、自分のなかで、ほかの目的地(国)とフェアに比較できなくなっている気がするので・・・

2019年に行きたい場所

イスタンブール

続いては、2019年に行きたい場所をご紹介。最近、「言ったら叶う」と、行きたい場所を公表するのが旅行ブロガーさん界隈でちょっと流行っているみたいです

私はすでに60ヵ国ほど訪れているので、まだ一度も行ったことがなく、かつ行ってみたい国というのは少なくなってきています。まだ行ったことがない場所は、結構マニアックであったり、相当遠かったりするので、必然的に再訪が多くなりました。

トルコ

トルコは、2012年ごろに初めて訪れてから、長らく恋焦がれてきた国。何を隠そう、今まで行った国のなかで、一番好きなのがトルコとスリランカです

観光資源が多く、ご飯もおいしく、人もフレンドリーなトルコは、旅していて本当に楽しい国

これまでトルコには2回行き、1回目は10日間、2回目は30日間ほど滞在していますが、それでもおなかいっぱいになるどころか、「また行きたい!」という気持ちが強くなります。前回の訪問からすでに3年ほど経っているので、2019年こそは3度目の訪問を果たしたいです。

バリ島

なぜか最近私のなかで急に高まってきたバリ熱。拠点が日本に移ったため、近場のアジアに目が向くのは自然ともいえますが。

バリも過去に2回訪れていますが、ビーチあり山あり、文化遺産ありで、物価が安く、ご飯もおいしく、「また行きたい」と思わせてくれる場所でした。ただし一人で行きたい場所ではないので、行くならダーリンとのリゾート旅行でしょうか。

香港

香港にはもう3回は行っていますが、やはり「近い」というのは強力なメリットです。いわゆる観光スポットはもうほとんど周っていると思うので、次回はストリートアートやカフェめぐりなど、旬のフォトスポット探訪を楽しみたいです。

ニューカレドニア

「天国に一番近い島」。前から行ってみたいと思っているのですが、なかなか行く機会がなく行けていません。南太平洋なのにフランス領というところも興味をそそられます。

スリランカ

トルコ同様、私の大好きな旅先。以前訪れたのは5年ほど前のこと。再訪するなら、前回は行けなかったビーチエリアにも足を運んでみたいです。スリランカは、私が今まで行った60ヵ国のなかで、ダントツに癒される国です

ドイツ

ダーリンがドイツ人なので、ドイツはもはや行きたい場所というよりは、定期的に行くであろう場所という感じですね。次にドイツに行ったら、古城ホテルに泊まってみたいです。加えて、ドイツには日本ではまだまだ知られていない素敵な街がたくさんあるので、隠れスポットの開拓もしていきたいですね。

ベトナム中部

ベトナムにはこれまで3回行っていますが、未踏なのがベトナム中部。具体的には、ダナン、ホイアン、フエあたりです。ダーリンも「ベトナムに行ってみたい」と言っているので、行くなら2人旅になりそうです。

2019年以降?

必ずしも2019年中でなくてもいいのですが、一度は行ってみたいと思っている国がこのあたり。

イラン、南アフリカ、キューバ、メキシコ、タヒチ、モルディブ・・・

妊娠・出産などのライフステージの変化があると、しばらく海外旅行には行けなくなりますし、行けたとしても今と同じスタイルで旅するわけにはいかないでしょうから、後悔しないよう、行きたい場所へは身軽なうちに行っておきたいものです。