お知らせです!ダーリンが日本の大学院に合格し、3月末に福岡に引っ越すことになりました。ダーリンは、4月から大学院生です。
ここでだめだったら、入学が一年後になる可能性が高かったので、今は本当にほっとしています。昨年7月末に日本に帰国して以来、大学院が決まらないと引っ越すに引っ越せず、ずっと私の実家に2人で居候していましたが、ようやく「数ヵ月後にどこにいるかわからない」という状況から脱出することができました。
まだまだこの先どうなるかわからないことはたくさんありますが、ひとつ大きく前進したように感じています。
受験生時代は、「もし落ちたらドイツの大学院に行こうかな」とダーリンに言われ、「今更そんなこと言わないで」という話をしたことも何度もありました。
これまでの経験から「人生なんとかなるもんだ」と思っていますが、「もし落ちたら・・・」という不安がなかったといえば嘘になります。実家に居候するのも限界がありますし、かといって引っ越すにもどこに引っ越せばいいかわからない・・・もし今回の受験が失敗に終わったら、なかなか困ったことになったでしょう。
ダーリンにとってももちろんそうでしょうが、「一寸先は闇」という状況は私にとってもストレスでした。会社員として働いていて、安定した生活しか考えられなかった5年前の私には、きっと耐えられなかったと思います(笑)
しかし、結果的には7月にドイツの大学を卒業してから、あまり期間を置かずに日本の大学院に進学できることになりました。これでようやく腰を落ち着けて2人で暮らせます。
新生活の舞台は福岡。もともとは京都で暮らしたいと思っていたのですが、福岡の可能性が浮上してくると、「むしろ福岡のほうがいいかも」と思うように。なんといっても、福岡は都会でありながら、東京や大阪ほどには人が多すぎず、京都のように観光客であふれているわけでもないので、余計なストレスがありません。
また、私は関西出身で京都・大阪・神戸など、関西の主要都市は行きつくした感がありますが、九州は一度旅行したことがあるだけで、まだまだ開拓のし甲斐があります。最近では、東京の生活に疲れて福岡に移住する人も増えていて、今福岡は「生活の質が高い都市」として注目されていますよね。
一昨日大学院の合格発表があり、その日のうちに物件の申込を済ませました。遠方なのでもちろんネットで探し、部屋を見ずに決めました。ダーリンの通学の便を考えて、場所は福岡の郊外。郊外とはいえ、電車に乗ればすぐに中心部に出られる便利な場所です。
実際の部屋を見ていないのでわからない部分もありますが、利便性と部屋の広さ、物件のクオリティを考えると驚くほど家賃が安い!福岡の郊外って、結構便利な場所でも、東京23区内の物件を渡り歩いてきた人からすると、信じられないくらい家賃が安いんです。「これなら、東京から移住する人が増えるのもわかる」と納得しました。
引っ越しはお金も時間もかかる一仕事ですが、とにもかくにも、ようやく引っ越しができる状況になったことが嬉しいですし、さっそくいい部屋が見つかったことにもほっとしています。
実は、先月ダーリンの入試の付き添いで福岡に行ったのですが、博多駅に着いて駅舎を見た瞬間、なんともいえない「いい感じ」がしたんです。この場所が、素敵な未来を運んでくれそうな予感。そのときの直感が現実になりました。
ダーリンも、新しい部屋は「海も山も近い~!」と、とても喜んでいます。新天地での私たちを、これからもどうぞよろしくお願いします。