【女海外一人旅】35ヵ国経験者が安全のために気をつけている7つのこと

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

私はこれまでに60ヵ国ほどを旅してきましたが、そのうち35ヵ国以上で一人旅をした経験があります。

以前、「一人旅は好き?あなたも一人旅をしたほうがいいかもしれない5つの理由」で一人旅の魅力について書きましたが、女一人旅となると、特に海外では安全面を心配される方も多いのではないでしょうか。

冒険心もありますが、私はあくまでも安全第一主義。それもあってか、幸い今まで危険な目に遭ったことは一度もありません。

そこで今日は、女一人で35ヵ国以上を旅した経験のある私が、一人旅の際に気をつけている7つのポイントをお伝えしたいと思います。

一人旅の移動は明るいうちに済ませる

身の安全を第一に考えるなら、女一人旅の移動は極力明るいうちに済ませるのが鉄則です。

時間効率だけを考えるなら、どうせまともに観光ができない夜のあいだに移動するほうが好都合ですが、外が暗い時間帯に一人で移動することはあまりおすすめできません。

そもそも現地に到着したばかりのときや、都市間移動をするときは大きな荷物を持っているので目立ちますし、旅行者というのがバレバレなので危険度が高まるタイミング。それを夜に女一人で行うなんて、なおさら危険です。

そこで、海外で移動をするときは、日が昇った後に移動を開始し、日が沈むまでには次の目的地にたどり着くことを原則としています。季節によっては難しいこともありますが、極力19時くらいまでには到着できるようにしています。

夏のヨーロッパは日が長く、21時、22時くらいまで明るいのでとてもありがたいです。日没時間は目的地や季節によって異なるので、旅行する時期の現地の日没時間を調べ、それを踏まえたうえで移動スケジュールを考えるといいですね。

一人旅の宿は治安のいい場所を選ぶ

世界の多くの国では、ある程度の規模の街になると治安がよくないエリアというのが存在します。

そして、治安のよくないエリアの宿泊費は、たいてい同じ街の他のエリアより安くなっています。「治安の悪い場所」というのがあまりない国で暮らす日本人にはピンときにくいですが、現地の治安状況を知らずに値段だけで宿を決めてしまうと、トラブルに巻き込まれてしまうリスクが高まります。

「治安がよくない」といわれているエリアに泊まったからといって、実際に犯罪に遭う確率は低いかもしれません。でも、宿をとるということは、そのエリアを何度も行き来(時に荷物を持って)することになりますし、宿にだどり着くまでに迷ってしまう可能性も十分あります。

宿を探す際は、滞在予定の街のどのあたりが治安がよくないのかをあらかじめ調べ、そのエリアを避けるようにしましょう。

ヨーロッパの場合は、大都市の主要駅周辺はあまり治安がよくないとされていることが多いです。

宿を予約する際には、その宿の口コミページで「安全な場所にあった」「周囲にいかがわしい店が多く、夜は怖かった」など周辺環境に関する書き込みをチェックすることをおすすめします。

一人旅の安全はお金で買う

money-euro

「できるだけたくさんの場所を見てみたい」という思いがあるので、最近の私の旅のスタイルは節約旅行。といえど、必要な場合には出費をケチらず、お金で安全を買います

少しでも節約しようとして安すぎる宿に泊まった結果、盗難に遭ったり、宿のスタッフにセクハラに遭ったりしたという体験談を聞いたことがありますし、交通費を抑えようと夜遅くに公共交通機関と徒歩で移動したり、白タク(非正規のタクシー)を利用したりした結果、事件に巻き込まれてしまったという例もあります。

海外一人旅を考えている女性のみなさんに特に気を付けて欲しいのが、日本から現地に到着した日の移動手段です

現地での国内移動は明るい時間帯を選べばいいわけですが、日本から現地へのフライトが夜遅くに到着するということもままあります。到着地の空港に、信頼できる正規の送迎サービスや正規のタクシースタンドがあればいいのですが、特に発展途上国の場合はそういった設備がないことも珍しくありません

夜遅く現地の空港に到着したはいいけれど、正規のタクシー乗り場はなく、胡散臭いドライバーが「TAXI」と声をかけてくる・・・この状況、結構不安ですよね。

正規の送迎サービスやタクシースタンドがない(あるかどうかわからない)空港に夜遅く到着する場合、その日の宿は空港シャトルサービスのあるホテルを選び、ホテルでアレンジしてもらうのがおすすめです

地元のタクシー会社にピックアップを依頼するホテル、自前のドライバーを寄越すホテルなど、スタイルはいろいろですが、多かれ少なかれドライバーの身元が分かっているという点で、空港で声をかけてきたドライバーの車に乗るよりは間違いなく安全です。

私がいつも海外ホテルの予約に使っている「Booking.com」では、「空港シャトル」ありの条件で宿泊施設を絞り込むことができるので、簡単に空港シャトルがある宿を見つけることができますよ

流しのタクシーは極力避ける

気軽に使っている人も多いかもしれませんが、タクシーというのはドライバーに悪意があったら何をされてもおかしくない密室です。そのため、私はシンガポールのように安心してタクシーを利用できる国を除き、原則流しのタクシーは使わないようにしています。

危害を加えられるようなことはなくても、外国人とみるとふっかけてくるドライバーがいる国も少なくないので、タクシーを利用する場合は、できるだけ宿やレストランなどで呼んでもらうようにしましょう

どうしても流しのタクシーを拾う必要がある場合は、メインの駅やバスターミナル付近は避け、少し離れた道で拾うようにしています。(メインの駅やバスターミナルで客待ちしているタクシーはぼったくり率がきわめて高いからです。)

一人旅の服装はカジュアルを基本に

日本人女性はおしゃれな人が多く、日ごろからヨーロッパ人が「パーティーに行くみたい」と評するようなファッションをしている人も珍しくありません。

ところが、旅行中はエレガントすぎる服装をしたり、ひと目でブランド物とわかるバッグや高そうな時計・アクセサリーなどを身に着けることはあまりおすすめできません。同行する男性がいる旅行ならそれもありですが、女性一人旅の場合は、できるだけカジュアルかつ質素に見えるほうが安全度が高まります。

ここでいう「カジュアル」の定義は、「スニーカーに合うファッション」のこと。必ずしもスニーカーを履く必要はありませんが、スニーカーに合うようなテイストのファッションです。

現地の事情によって異なりますが、世界的にはカジュアルなファッションをした人が多い国や都市のほうが主流。東京や神戸などではなんら違和感のない服装だったとしても、海外の旅先では浮いてしまうということがよくあります。

現地から浮いて目立っていれば、いかにも「事情を知らない旅行者」というふうに見えますし、「お金持ち旅行者」に見られてしまうと、スリや強盗のターゲットになる危険性も高まります。

反対に、現地の人と同じようなカジュアルなファッションをしていれば、現地の風景に溶け込みやすく、場合によっては「現地在住外国人」に見られることすらありますよ

イスラムの国や保守的な国では特に服装に注意

IMG_2249

特にインドやイスラム圏など女性の服装が保守的な国にいえることですが、現地の女性とかけ離れた服装をしないことはとても重要です。日本ではごく普通の服装だったとしても、国によっては「性に開放的」と受け止められ、無用なトラブルを招くことになりかねません。

インドやイスラムの国では極力肌は出さない(腕と首ぐらいならだいたいは問題ありませんが)、体の線を出さないのが基本。ただし「イスラムの国」といっても、外国人旅行者にもスカーフを義務付けるような国から、戒律のゆるい国まで事情はさまざまなので、ガイドブックなどであらかじめ確認しておきましょう。

欧米人女性は現地の事情なんておかまいなしにノースリーブ&ショートパンツで歩いている人も多いですが、それを見て「そんな服装で大丈夫なんだ」とは思わないほうが賢明です。

欧米人女性に比べて平均的に小柄で、押しに弱いと思われている日本人女性はセクハラ等のターゲットになりやすいからです。服装選びの基準は外国人旅行者ではなく、あくまでも現地の女性の服装を見てその国の感覚に合わせることが大切です。

そもそも治安の悪い場所には行かない

当たり前の話ではありますが、そもそも治安が悪いとされている国には行きません同じ国でも都市によって治安状況が異なる場合も多いので、「治安がよくない」とされている都市やエリアはできるだけ避けます。

例えばルーマニアは地方都市の治安は比較的いいようですが、首都のブカレストの治安はよくないようです。日中街角でシンナーを吸っている子どもたちの姿を見たという旅ブログも読んだことがあります。

そのため、ルーマニアに興味はあるものの、実際に行くとすればブカレストを通らなくて済むルートが組める場合のみだと思っています。

旅先で安全面の心配をするのはとても神経を消耗するので、必要以上に心配になるような場所ははじめから避けるのが一番ですね。

【2018.02.07追記】
2017年の9月に一人でルーマニアを旅してきました。首都のブカレストはスルーし、トランシルヴァニア地方だけを旅したところ、予想以上に平和な雰囲気で身の危険を感じることはありませんでした。

ルーマニアの治安って実際どうなの?トランシルヴァニアは平和

おわりに

女海外一人旅となると、やはりそれなりに神経を遣わなければならない部分が出てきます。とはいえ、以上のことに気をつけて旅をすれば「海外=危険」ということはありません

「女一人旅は注意深くなるから、妙に気が大きくなる女2人旅よりむしろ安全」という意見を述べている方がいて、確かにそれは一理あるなぁと思いました。

身の安全あってこその楽しい旅行。あくまでも「安全第一」を肝に銘じつつ、一人の冒険を楽しんでくださいね。

海外ひとり旅女子へのおすすめ本

地球の歩き方MOOKハンディ 海外女子ひとり旅☆ パーフェクトガイド 2018

女子旅ならではのテクニックや楽しみ方、女子一人旅のおすすめ都市などを紹介していて、海外一人旅デビューにぴったりの一冊。

Soliste{ソリスト} おとな女子ヨーロッパひとり旅

ヨーロッパに興味がある女性に贈りたい一冊。一人旅歴20年の著者が、安全でリーズナブル、おしゃれなヨーロッパ一人旅を指南します。ゆったりと一人時間を満喫したい方に。

決定版 女ひとり旅読本

実際に一人旅を経験した一般女性たちのノウハウやエピソードがたっぷり詰まった一冊。旅行が好きな人なら単純に読み物としても楽しめるはずです。他の女性旅行者の体験を知りたい方に特におすすめ。