「人生で起こる出来事には意味がある」と信じれば、未来は輝く!

こんにちは、秋の足音が聞こえ始めたドイツから、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。今日は人生で起こる出来事や経験の意味についてお話したいと思います。

「人生に無駄な経験なんかない。そう信じていきていけ。」

「いままでの経験は、必ずこれから先の人生でも生きてくる。人生に無駄な経験なんかない。そう信じていきていけ。」

これは、池井戸潤著「ルーズヴェルト・ゲーム」に登場するセリフ。「ルーズヴェルト・ゲーム」は社会人野球をテーマにした小説で、ケガを原因に野球部、そしてその会社からも離れる決断をした部員にむけて、野球部の監督が言った一言です。

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)

みなさんは、「自分の人生に起こる出来事には意味がある」と思いますか

私は「意味がある」と思っています。「意味があると信じている」と言ったほうがより正確かもしれません。そう、まさに私の考えはこの野球部の監督と同じで、この一文を読んだときには深く共感し、感動しました。

実際に一つひとつの出来事に意味があるかどうか検証することは不可能ですし、「意味がない」と思ってしまえば、ムダに感じられる経験もたくさんあるのが人生です。「意味がない」と切り捨ててしまえばそれで終わり、そこから得るものはありません

でも、「人生で起こる出来事に意味がある」と信じることは、一つひとつの経験に意味や学びを見出すことにつながります

経験に意味があると信じることは、未来への原動力

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「あらゆる経験に意味がある」と信じていれば、意識的・無意識的に人生で起こる出来事に意味を探すようになります。

たとえ辛い出来事や、一見不幸に思えるような出来事であっても、「この経験にも意味があるに違いない」と思うことで、そこから何かを学びとり、今後の人生に生かそうとするようになります。

事実、私自身過去の結婚生活はこれまでの人生で一番苦しい時間でしたが、その経験に意味を見出そうとしたことで、かけがえのない5つのレッスンを学ぶことができ、今につながっています。あの経験がなければ今の私はありません

喜ばしい経験だけでなく、苦しい経験も含め、人生における経験には意味があると思うことは、もっと幸せな明日を生きるための知恵と原動力になるのです。

ドイツにこのまま滞在できるかわからない状況に…

具体的な例がないと漠然とした話になってしまうので、ひとつ最近のお話をしましょう。

私は今ワーキングホリデービザでドイツに滞在していますが、実は、ワーホリビザの期限が切れる11月半ば以降、ドイツに滞在できるかどうかわからない状況です。

ワーホリビザが切れる前に、結婚手続きを済ませ配偶者ビザに切り替える予定だったのですが、その結婚手続きがまったく進まないのです。現在裁判所の判定を待っている状態が5ヵ月も続いています。(結婚手続きの流れについてはこちら

11月半ばまでに新たなビザを手に入れない限り、3ヵ月はシェンゲン加盟国を離れなければなりません。最近ドイツ生活に対する疲れも感じているので、「日本とアジアの国で普段できないことをするいい機会かもしれない」とも思いましたが、やっぱりダーリンと離れるのは寂しいです。

国際カップルなら一年に一回も会えない状況で頑張っている方はたくさんいますが、私たちは遠距離恋愛をしないことを選択し、私がドイツに移住しました。なのに、ドイツの役所のせいで離ればなれになってしまうとしたらひどすぎます。

そう考えると、「この人と離れたくない」という強い想いが湧いてきました。

ピンチが深める二人の絆

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最近、ドイツで暮らすストレスや、おそらくダーリンが夏休みで一人の時間が減ったこともあって、ちょっとしたことでイライラしてしまうことがあり、ダーリンにも申し訳ないと感じていました。

もちろんダーリンはかけがえのない人だといつも思っていますし、いつも笑っている二人でいたいと思っています。そんな気持ちがあっても、なかなかうまくコントロールできないときもあるんですよね。

でも、2ヵ月経ったら一旦お別れしなければならないかもしれないという状況が浮上して、ダーリンと一緒にいられることがいかに特別で尊いことか、改めて気づかされたのです。

ドイツのお役所仕事のひどさにはもううんざりですし、たまったものではありませんが、一方でこの一件が私たちの絆を強めてくれているのも事実です。

私がダーリンと一緒に生きる毎日を全力で大切にしなかったから、その尊さを教えるためにこんなことになったのでは」なんて、ふと思ったくらいです。今日も、一緒にスーパーに買い物に行ったり、そんな日常の些細なことに大きな幸せを感じましたし、ダーリンと過ごす時間がやっぱり楽しいと実感しています。

ちなみに、結婚手続きが進むのをただ待つのはリスクが高いので、別の手を考えているところですが、うまくいくかどうかは不明です。何か進展があればまたお知らせしたいと思います。

もしダメだったら、開きなおってしばしのアジア生活を楽しむことにします!

おわりに

今回の例はちょっと疲れる話になってしまいましたが、人生、生きていれば楽しいことだけじゃなくて、消耗してしまうような出来事もありますよね。

それでも、いえ、だからこそ、私は「人生における経験には意味がある」と信じて生きていきたいと思います。そうすることが自分の幸せや成長につながると思うからです。

そうは言いつつも、ドイツのお役所にはもっと「まとも」になってほしいとも思いますが…

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