よく見かける日本人女性とヨーロッパ人男性のカップル
日本人女性とヨーロッパ人男性のカップルって多いなと感じます。
私が住んでいるドイツはもちろん、お隣のスイスやフランスに行っても必ず見かけますし、ブログやTwitterなどを見ていると「ヨーロッパ人男性をパートナーにもつ日本人女性って結構いるんだなぁ」と感じます。
私自身もその一人ですが。
逆の組み合わせ、日本人男性とヨーロッパ人女性のカップルもいなくはないですがドイツに来てまだ一組しか見たことがありません。
日本人女性とヨーロッパ人男性の相性がいいわけ
なぜ日本人女性とヨーロッパ人男性のカップルはこんなにたくさん成立するのでしょうか。
国際恋愛や結婚においては、お互いの文化の違いが摩擦につながることがよくあります。
でも日本人女性とヨーロッパ人男性の場合、両者の文化の違いがプラスに作用するところも大いにあるのだと思います。
ヨーロッパでは男性が女性を気遣ってケアしてあげる文化。
反対に日本は、女性が男性に尽くしたり世話をすることを期待される文化。
正反対なのです。
文化の違いが生む効果
日本人女性からすると、ヨーロッパ人男性の手厚いケアは感動モノです。
甘やかされ世話を焼かれることに慣れているヨーロッパ人女性から見ると特別なことではなかったとしても、お姫様待遇に慣れていない日本人女性からすると「私、とっても大事にされてる!」となります。
そんな日本人女性はパートナーのヨーロッパ人男性のケアが不十分だと文句を言うこともほとんどないし、ちょっとしたことでも感謝するので相手の男性からすると、「とってもありがたい存在」ということになります。
しかも、男性に対して気遣うことや世話を焼くことに慣れている日本人女性は、相手がたとえヨーロッパ人男性であっても、やっぱりある程度そういうことをしてしまいます。
それが、相手のヨーロッパ人男性からすると「なんて優しいんだ!」となります。
実際私もダーリンと知り合った当初、「君はドイツ人女性と違って自分勝手じゃない」と言われたことがあります。
日本人女性とヨーロッパ人男性のカップルは、その文化の違いゆえに、それほど頑張らなくてもお互いに、「私(僕)のパートナーはとっても優しくて自分を大切にしてくれる!」という満足感を抱きやすいのですね。
これが逆で日本人男性とヨーロッパ人女性の組み合わせだったら、男性が相当努力するか女性が相当妥協するといったことが必要になってくるのでしょう。
とはいえ、最終的に大切なのは相手への愛情と思いやり。
それはどんなカップルでも同じことですね。