こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。ポルトガルでせっせと朝から晩まで街歩きをしています。Instagramに旅の写真アップ中。
突然ですが、皆さんは自分で自分を褒めてあげる習慣はありますか?恐らく、「自分は褒められるほどのことはしていない」「自分は至らないところが多いから」という方が多いのではないかと思います。日本人は自分に厳しいですからね。
私自身、最近になって「自分で自分を褒める」ことの大切さに気づきました。
自分を褒めると気持ちが楽になる
私が「自分で自分を褒める」ことの大切さに気付いたのは、とある本がきっかけでした。都築まきこ著「あなたのままで奇跡を起こす!」という本です。
気の進まないことをするとき、不本意な状況に置かれているときに、無理やりその状況をポジティブにとらえようとするより、「そんななかでも頑張っている私ってエライ!」と自分を褒めてあげたほうがいいという内容のことが書いてあったのです。
それを読んで気づかされました。自分で自分を褒めてあげることなんて、ほとんどないということに。私はあちこちふらふらと旅行に出かけているので、いつも遊んでいるように見えるかもしれませんが、出かけている時以外はほとんどいつも仕事をしています。「労働時間」でいえば、実は会社員時代よりも長いかもしれません。
しかも、フリーランスはアウトプットが勝負なので、集中度合やスピードも会社員時代より上です。
日本での仕事を辞めてドイツに来て、イチからフリーライターとしてのスタートを切って今に至るわけですが、そんな自分を「エライ」とか「頑張っている」と思ったことはありません。「それくらい当たり前だ」と思っていたからです。でも、考えてみれば、ちょっとぐらい自分を褒めてあげてもいいのかもしれませんね。
ドイツでの生活にしても、食事が無理とか田舎すぎて辛いといった不満を拭うことは簡単ではありません。
どうせ拭いきれないなら、無理にポジティブに考えて忘れるように努めるより、「思うようにならない環境でもなんとか生きてる私ってエライ」と思うようにしたほうがいいのかもしれません。そう考えると、肩の荷が下りたように気持ちがとっても楽になったのです。
褒める対象はどんな些細なことでもいい
やっぱり、誰も褒めてくれなくても、いえ、誰も褒めてくれないかこそ、自分で自分を褒めてあげることが大切なんですよね。褒める対象は、客観的に褒められるに値するかどうかは関係ありません。
「毎日ご飯を作るなんて面倒だと思いながらも、料理してる自分ってエライ」とか、「雨の日は外出したくないけど、しょうがなく出かけてる自分ってエライ」とか、どんな些細なことでもいいと思うのです。
嫌なことはせずに生きていけるのが理想かもしれませんが、毎日の生活の中で嫌なことを一切せずに生きていくのは無理な相談。
仕方なしにやっていることでも、嫌だと思いながらもちゃんとやっている自分を認めてあげることで、その「イヤイヤ感」が和らぎますし、気持ちも上向くのです。
自分を褒めることで目標や理想に近づく
「自分を褒めるなんて自分を甘やかすことになるのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、自分を褒める(認める)ことと、甘やかすことは違います。
自分で自分を褒めてあげることは、現状を肯定することですが、だからといって、「今のままでいいんだ」ということにはならないからです。一旦現状を肯定しつつも、目標や理想はもっと上のところにあっていいのです。
事実、「私って案外頑張れてるのかも」と思うようになれば、それが自信になりますし、「自分はもっとできるぞ!」という気になります。自分で自分を褒めることを意識すれば、「褒められる行動をしよう」というモチベーションにもなりますよね。
結局、自分で自分を褒めることは、自分を甘やかして堕落させるどころか、目標や理想を実現するエネルギーになるのです。
おわりに
自分で自分を褒める。最初は気が引けるかもしれませんし、バカバカしいと思うかもしれません。けれど、自分で自分を褒めることは、もっと気持ちを楽にしてハッピーに生きることにつながるはず。
あなたも自分を褒めてあげられることを見つけてみませんか?