日本は梅雨だそうですが、梅雨のような天気が何ヵ月も続いているドイツから、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
今年のドイツ周辺は異常気象のようで、本来はもっと天気がいいはずのこの時期でも晴れの日は週に0~2日しかありません。
さて、本日は「人生の流れ」について。「人生には流れがある」と思ったことはありませんか?私はそれを常々感じています。
人生には流れがある
日々の行動から進学、就職、結婚といった人生の節目にいたるまで、私たちは自分が「こうしたい」あるいは「こうしなければならない」と思うことに基づいて決断しています。
私は基本的に「人生とは自分でデザインできるものだ」と考えていますが、同時に「見えない流れ」にも大いに影響されていると感じます。
私の人生でいえば、過去の結婚、過去の旅の経験、ダーリンとの出会い、ドイツ移住、会社員からトラベルライターへの転換は一つの流れであったと感じています。
どれか一つでも欠けていたら、今のような状況にはなっていないでしょう。
もっと言えば、中学時代に英語をマンツーマンで教えてくれる先生との出会いがあって英語が得意になり、語学に強い大学に進学したのも、その後世界を旅して周るようになったことと無関係ではありません。(それはおそらく間接的にダーリンとの出会いや恋愛につながります)
また、会社員時代に上司や同僚から文章を褒められたことも、ドイツ移住後の仕事にライターを選ぶ動機の一つとなったことは間違いありません。
当時は「これが自分の人生に重要な影響を与える」と認識していなかったような出来事さえも、他の出来事とつながることによって大きな流れをつくっているのです。「点と点がつながって線になる」、ほんと人生って面白いですよね。
流れに乗るのは時に怖い、けれど直感も大切に
ダーリンと出会って東京で一緒に暮らすようになってからの懸案事項は「日本でのダーリンのワーキングホリデーが終わった後どうするか」でした。
当初はダーリンが日本の大学に通うことを検討していたので私がドイツに移住するなんて考えてもいませんでしたが、色々と調べるうち「大学はドイツで通ったほうがいいだろう」という結論になりました。
ドイツに移住することには迷いもありましたが、直観的に「これは自分の人生に起こった流れだ」と感じていたこともあってドイツ移住を決めました。
もちろん、ドイツに移住して本当にやっていけるかどうか、二人で話し合って冷静に見極めたうえでの判断ではありますが。(詳しくはこちら)
それまで自分が歩んできた人生が、すべてダーリンの出会いとドイツ移住に収斂されるように感じ、その流れに乗れば素敵な未来が待っている気がしたのですね。
人生において、時に流れに乗ることが大きな変化を意味することがあります。
でも人間は本能的に変化を恐れる生き物。私だってそうです。
けれど、変化が怖いからといってチャンスもはねのけてしまったらもったいないですよね。
流れに乗るべきかについては冷静な判断も必要ですが、恐れすぎず、自分の直感を信じることも大切だと思います。
人生の転換点に直面したら、自分のこれまでの人生を振り返ってみるといいのかもしれません。
その際に「これまでに経験した出来事が今につながっている」と感じられたら、あなたをさらなる高みへと導いてくれるビッグウエーブになるかもしれません。