ここはドイツのほうがよかった!日本に帰国して恋しく思うモノ・コト7選

こんにちは、はるぼぼ(@harubobo_nikki)です。

以前日本に帰国して嬉しいことをご紹介しましたが、反対に「ここはドイツのほうがよかったなぁ」「ドイツのあれが恋しい!」と思うこともあります。

今日は、日本に帰国して恋しく思うドイツのモノ・コトをお話したいと思います。

安くておいしいワイン

フランケンワインの里・ヴュルツブルク

日本に帰国して、最近最も驚いていることのひとつが日本のワインのラインナップです

私はドイツに住むようになってからワインが飲めるようになったので、最近まで日本でどのようなワインが主流なのかよく知らなかったのですが、日本で売られているワインは圧倒的に辛口が多い!

そして、辛口でないものを探そうとすると「甘口」や「やや甘口」になってしまう・・・

ドイツではいつもハルプトロッケン(中辛口)の白ワインを飲んでいたので、日本ではめったに中辛口のワインにお目にかかれないことに驚きました

日本で中辛口のワインを探し当てて飲んでみるも、なんだか私が期待していたのと違う・・・にもかかわらずドイツよりお高い。フルーティーですっきりとした軽い口当たりの中辛口ワインの捜索活動はまだ続きそうです。

モーゼルワインにフランケンワイン、ザクセンワイン・・・ワンボトル4ユーロ(約520円)でもおいしくて個性豊かな味わいが楽しめるドイツワインが恋しい!

私はワイン派なのでドイツワインを恋しいと思いますが、ビール党の方なら安くて種類豊富なドイツのビールを恋しく思うんでしょうね。

安くて優秀なオーガニックコスメ

ドイツのドラッグストア

これまでにも何度かご紹介していますが、自然志向の強いドイツはオーガニックコスメ大国。合理的で不必要な出費を嫌う国民性もあいまって、手ごろな値段にもかかわらず、優秀なオーガニックコスメがたくさん揃っています。

この分野ではかなり出遅れていた日本ですが、最近では国産のオーガニックコスメブランドも増えてきました。それ自体は歓迎すべき現象ですが、まだまだドイツのようにスーパーや一般のドラッグストアや薬局など、安くどこでも手軽に買えるという状況にはありません。

スキンケアアイテムはそのうち国産のオーガニックコスメでなにか良いものを見つけようと思っていますが、意外に困るのがリップクリームやボディローションなどのちょっとしたアイテム

これらのカテゴリーで、日本で自然派あるいはオーガニックの商品を探そうとすると、一気に値段が跳ね上がるのです

私がドイツで愛用していたヴェレダのリップクリームを日本で買うと、税込972円。ドイツでは3.5ユーロ(約450)円で買えることを知っていると、日本で買うのはちょっともったいないような・・・

かといって国産の自然派あるいはオーガニックのリップクリームが安いかというとそうでもなく、ヴェレダと同等かそれ以上の値段になるものが多いです

軽くてかさばりませんし、使用期限も長いので、リップクリームはドイツに行ったときにまとめ買いでしょうか。

安くて優秀、ドイツのおすすめオーガニックコスメブランド5選

ボディローションに関しては、最近はオーガニックではないですがドイツのバーブブランド「クナイプ」のものを使っています。一般のドラッグストアで1200円ほどで買え、自然派のボディケアアイテムとしては手ごろな値段。

「グーテナハトボディクリーム」は、その名の通り、おやすみ前に心を静めてくれる香りで、これを使うだけでリラックスできて気に入っています。

フルーツを心おきなく食べられる生活

ドイツは外食をすると日本よりも高くつく国ですが、現地でどこでも手に入るような食材や調味料を使って自炊をすれば、日本よりずっと安上がりですそれは、野菜や果物などの生鮮食品が安いから

バナナの値段は日本と同じか少々高いくらいですが、ほかの大多数の果物は日本よりも安く、リンゴは1キロ2ユーロ台(300円くらい)から、ブドウは500グラムで2ユーロ(約260円)ほどで手に入り、ネクタリン(小さな桃のようなもの)にいたっては、1キロで2ユーロを切ることもあります。

そんなドイツで生活をしているときは、朝からフルーツをたっぷりと心おきなく食べられたのですが、バナナ以外の果物の値段が高い日本では、腰が引け気味になってしまいました。

安くて種類豊富なお茶

ドイツのお茶の充実ぶりについても、以前に紹介したことがありましたね。とかくビールのイメージが強いドイツですが、実は隠れたお茶大国

紅茶やハーブティーなら日本の2~3分の1程度の値段で手に入るうえ、ごく普通のスーパーでもずらりとティーバックやリーフティーが棚に並んでいて、種類も実に豊富です

ドイツのスーパーでハーブティーを買えばティーバック20個で2ユーロ(約260円)程度ですが、日本ではティーバック10個で260円。

ドイツのお茶専門店でハーブティーやフルーツティーを買えば、100グラム3ユーロ台からありますが、日本では安くても700円ぐらいはします。日本茶以外のほとんどのお茶は、ドイツで買うと割安なので、お茶はドイツ土産としてもおすすめですよ

お土産にも!ハーブティー&フルーツティー天国・ドイツでおすすめのお茶まとめ

私の場合、少々高くても「お茶を飲まない」という選択肢はありえないので、日本でもやはりお茶は飲んでいますが。

最近気に入っているのは、日本のお茶専門店「ルピシア」のルイボスレモン。ノンカフェインでヘルシーなルイボスティーは一日に何度も飲める便利なお茶なのですが、独特のもっさりとした風味が好みの分かれるところ。

でも、このお茶はレモンの爽やかな風味がルイボス特有のもっさりした風味を消してくれ、とてもすっきりとした飲み口です。

軽さがたまらないフラムクーヘン

かなりドイツ通でない限り、「フラムクーヘンとはなんぞや」と思われたのではないでしょうか。

「フラムクーヘン」は、直訳すれば「炎のケーキ」という名の食べ物で、フランス語では「タルトフランベ」と呼ばれます。日本ではフランス語での名前のほうが圧倒的に有名ですね。

一般的にはアルザス名物として知られているフラムクーヘンですが、フランスのアルザス地方はドイツ領だった時代が長く、かつてはドイツ南西部と一体でした。

そのため、私が以前住んでいたドイツ南西部もフラムクーヘンの本場。郷土料理レストランの多くはメニューにフラムクーヘンがありますし、専門店もあるほどです。

フラムクーヘンは、わかりやすくいえば「超薄ーいピザ」なのですが、イタリアのピザとは生地が異なり、軽~くサクッとした食感がたまりません。生地にはサワークリームが塗られるのが一般的で、ややまろやかな味がするところもポイント。

これがまた白ワインに合うんです。日本にもフラムクーヘンやタルトフランベの専門店がありますが、なかなかどこにでもあるものでもないので、ドイツのフラムクーヘンがなつかしいです。

美観が保全された町並み

ハイデルベルクの「哲学の道」から

役所でお礼!? ドイツ在住者が日本に帰国して違和感を覚えた12のこと」でもご紹介しましたが、日本に帰ってきて強い違和感を覚えるのが日本のごちゃごちゃした町並みです

人の手がまったく加わっていない状態で、土地の美しさだけを比べれば、おそらくはドイツより日本の方が上でしょう。理由は、日本のほうが自然が豊かで多彩だからです。

しかし、現在の人の手が加わった状態でドイツの町並みと日本の町並みを比較すると、個人的には「ドイツの町並みのほうが美しい」といわざるを得ません

ドイツを旅すれば、いたるところで中世の町並みが保存された旧市街に出会えます。

世界遺産にも登録されているレーゲンスブルクやバンベルクなど、戦災を免れた旧市街もありますが、ドイツの主要都市の多くは戦争で大きな被害を受けているので、日本でよく知られているドイツの都市の旧市街はほどんど戦後に再建されたもの

大聖堂など、特別重要な歴史的建造物だけでなく、一般の住居なども含めてまるごと町並みを再建しているところがすごいですよね。

一方の日本では、戦災を免れた京都でさえ、清水寺周辺などの一部エリアを除き、貴重な歴史的建造物のあいだにはたくさん新しい建物が建っていて、町全体として昔の町並みがそのまま保全されているとはいえません

自然災害が多く、ひとつの建物を半永久的に使うという発想がない日本では、ある程度しょうがない部分もあるとは思いますが、日本人の「景観」への意識がもっと高かったら、今以上に美しい町並みが残っていただろうと思うと残念です。

日本の街は醜い?ドイツに住んで気づいたヨーロッパの街との違い

外国に気軽に行ける環境

アルザス地方のエギスハイム

いうまでもないことですが、それこそ「海外」というだけあって、日本にいると外国が遠いですね

やはり長く住むなら祖国の日本がいいと思って日本に帰ってきたわけですが、時には外国の空気を吸って気分転換をしたくなるときがあります。でも、日本に住んでいると「海外旅行」のハードルが日本の比ではありません。

特に私たちが住んでいたドイツの町はフランスやスイスに近かったので、車で20分走ればフランスとの国境という環境。週末にはときどきフランスのアルザス地方へ日帰りで出かけていました。

私はアルザスがとても好きなので、もう気軽に出かけられないのはちょっと残念。けれど裏を返せば、ドイツにいるあいだに、ヨーロッパ各地に旅行ができてよかったなとも思います。

おわりに

日本に帰ってきて嬉しいことがたくさんある一方で、今になって恋しく思うドイツのモノ・コトもあります。

結局、なにもかもが完璧な国なんてないのだから、「自分にとって譲れないのはなにか」を基準に住む場所を決めるしかないですね。

次にドイツを訪れるときには、今回ご紹介したことを楽しみにして行きたいと思います。