しそっておいしいなと思っているはるぼぼ(@harubobo_nikki)です。
ダーリンと私が将来にわたって一緒にいる約束をし、私がドイツに移住すると決めたとき、ダーリンは19歳、私は27歳でした。(関連:「19歳のドイツ人ダーリンとの結婚を決めた日」)
今回はそんな私が周りの人から言われた言葉とそれに対する私の思いをお伝えしたいと思います。
1.「(仕事辞めてドイツに行くなんて)勇気あるね」
仕事を辞めて海外に移住することに対して言われるのがこのセリフ。「自分には理解できないけど」というニュアンスが込められているのではないかと感じることもあります。
私自身は、この選択に対し「勇気を出した」という感覚は特にありません。もちろんドイツ移住を決めるにあたっては不安もありましたが、ドイツに移住すると決めてからはむしろ、「自然な成り行きだったのだ」と感じています。
ダーリンと出会ってから、私の人生におけるプライオリティは「ダーリンと一緒にいること」になりました。そして、そのためにはダーリンが日本に居続けるか、私がドイツに移住するかを選ぶ必要がありました。
ダーリンが日本の大学に通うことも検討しましたが、日本語力や金銭面を考えるとドイツで大学に通うのがベストと判断し、私がドイツに移住することにしたのです。(関連:「海外移住に迷ったり不安を感じたりしたらやってみてほしい2つのこと」)
2.「(婚約者が年下の学生で)不安じゃないの?」
これは特にダーリンの年齢やまだ学生であることに向けられている言葉でしょう。現在ダーリンは20歳の大学一年生。
学生のダーリンに経済的に頼ることができないうえ。将来ダーリンがどんな職につくのか(そもそも職につけるか)すらわからないということを考えれば、仕事を辞めて相手の国に移住するという選択は「非常識」だったかもしれません。
すでに職があってある程度稼いでいる人を選ぶのが「常識」かもしれませんが、その人が失業するかもしれないし、病気になって働けなくなるかもしれません。そう考えると、今現在の地位や収入は将来にわたって保証されるものではないのです。
それよりも重要なのは、その人の「人間力」。人柄や考え方、知性などの面で光るものがあれば、人生におけるそれぞれの局面に応じて自分の価値を発揮できるはずです。
私はダーリンにはそれがあると思っているので、将来を不安に思うことはないのです。また、ダーリンは唯一無二のパートナーだという確信があるので迷うこともないのでしょう。
私にとっては、一時の肩書や収入よりも、その人の本質的な力、そしてその人と共にに歩んでいく未来を信じられるかどうかのほうがよほど意味のあることなのです。